今は昔、思い返せば○年も前のこと・・・
家計との兼ね合いから、「都内の国立」限定で医学部を目指し2浪していた私は、その日3度目のセンター試験に臨んでおりました。
(もう後がないから私大文系を併願することは決めていたものの、まさか早稲法を蹴って早稲田一文に行った挙句、最終的にWLSに舞い戻ることになろうとは、あの頃は予想だにしてなかったです)
その日の朝、偶然同じ会場になった友達と「がんばろうね」と励ましあい、
1時間目の科目(当時は英語だったかな)を受けている途中・・・
「あれ?なんか身体熱っぽい・・・」
気のせいだと思い込もうとしても体調は悪くなる一方
なんとか初日を終えるも、家に帰ってからは嘔吐と下痢がとまらなくてほぼ一睡もできず
それでも翌日行かないわけにはいかないので、朝はすりおろした林檎をちょっとだけ食べて、薬飲んでタクシーで向かいました。
2日目はもう地獄
試験中、何度トイレに行かせてもらったかわかりません
お昼は私の様子を見にきてくれた友達がお弁当を食べている横で完全に屍と化し、
念のため2科目受けておく予定だった理科を片方棄権し保健室で休むハメに・・・
あー、思い出すだけで辛いあの日w
しかも試験が終わったら嘘のように体調は回復しやがり、翌日は採点のため元気に予備校まで行ったのでした。
ストレスってほんとに恐ろしいのです・・・w
それでも、そんな状況にありながらも、当時医学部受験生が確保すべきラインといわれていた700点(800点満点)は死守できたので結果オーライ(医学部は落ちたけど、早稲法に受かったのはたぶんセンターのおかげ)
そしてその点数を見た瞬間、気づいたのです。
「当日体調が悪いと今までの努力が無駄になる」
「だから試験直前期は体調管理を大切に」
なんて教えは信じなくてよい、ということにw
それにしても。
人より回り道の多い人生を送っていると思われる私ですが、大学浪人の2年間がやっぱり一番辛かったです。
浪人中、いい友達に恵まれた点だけは良かったけれど(予備校仲間とは今でも仲良し)、
でもやっぱり社会的にも中途半端な立場だし、絶賛自信喪失中だったし、精神的に辛すぎた
なので、絶対に司法浪人だけはしないように、ほんとに本気でがんばろうと思います