小鳥と空と緑と星と。

小鳥と空と緑と星と。

書きたい事があったら書いたり。

Amebaでブログを始めよう!
ほらね!
書くから!書くって言ったデショ!

今日で夏季休暇終わりだから書いておかないと!

という事で本編でーす。はーい。


ここからは友人の事は友人とは書かず。

遠藤先生とお呼びしましょう。


目の前に置かれた多肉とスポンジ。
あの土台部分。

オアシスと言うらしいですよ(ドヤァ)

でもお花達はそこからお水を吸い上げる訳だから納得。


興味津々の私。これは何?あれはどうしたら良い?
あー!これはそういう役割なんだね!これもそういう意味だったのかー!


面倒臭いタイプの生徒代表でーす。 はーい。

一通り基本的な技術(道具の使い方から何もわからなかったので)を教えて頂き
深呼吸。
結構緊張しいなのです。それと、駄目だとわかっていても頭で考えちゃうタイプの私です。


目の前にはもう先生の顔になっている友人が居て、ちょっとピリッと気が引き締まります。

そんな先生から受講にあたっての大切なお願いを告げられました。


遠藤先生「はい。はじめる前に先生から二つ、お願いがあります。」

難しい事なんだろう、こうすると怪我をしてしまう、とか
お前は目が死んでいる。今すぐ帰れ。とか言われるのかなとか不安でいっぱいに。
向き合った形で更に緊張する私。


そこで告げられたのは、私からしたら目の前にいるのは魔法使いなんじゃないかと思う程
一気に気持ちも姿勢も世界も変わる言葉でした。


一つは、基本技術というか、心得に近いものなのだろう。
それを聞いていなかったら多分普通にやってしまっていたであろう事で。
なるほどー!!!と思った事でした。


そしてもう一つ。これが凄かった。

でもこれは、是非体験して欲しい。
いや、元々聞いていたからなんとなく知っては居た事だし
別に隠している事でもないようだから、良いのかもしれないけども
実際に起きるアハ体験をして欲しい(笑)


いざ目の前に揃った花材、これからフラワーアレンジメントヴァージンを喪失する緊張感
そこが一気に解きほぐれた訳ですよ。

遠藤先生プレイボーイ説発生の瞬間である。



魔法使い先生のお陰で緊張は解れた。
でも目の前に並ぶお花達を見て、まだ頭の中で組み立てられない。


先生の作るアレンジはいつも丸くて優しさに溢れていて、見ていて穏やかな気持ちになる。
この先生に習う訳だから、この先生がいつも作っているようなお花を作るのが良いんじゃないか?


しかし一つだけ、ツツジの枝を見ていてこうしたいなというものはあった。
「先生、私、このツツジを後ろに立てて壁みたいにしたいです。」バスケがしたいです。


一拍悩んだ後、「うんうん、したい事はわかった。」と

それをやろうとした際のリスク等を教えてくれたり、
そうしたい場合のやり方を教えてくれたり。色んなアドバイスをくれた。


私としては教室に来ていて、その人の流儀(に近いものだと思っている)と違うものを作ろうとするのは
ご法度じゃないのかとも思ったのだけど。
快諾してくれたので、アドバイスを元に、壁ではなく、ツツジで高さとラインを出すアレンジの作成開始です。


んで、ここでですよ。
前回書いた白バラの登場です。

多分ね、この子が居なかったら、ボヤヤーとしたアレンジになっていたと思う。
アレンジを作り始める前に主役の説明も受けたのだけど
それの大切さを痛感しました。


華やかさが全然違う。

感動しながら、挿し。挿し。





ここはね、こうしたら綺麗になるよ。
こうしたらラインが出るよ。
こうすることで奥行きが出るよ。

凄い所は、アドバイスをして、そう持っていくんじゃなくて
私が挿そうとした時に、こうした方が綺麗に見えるという助言をしてくれるという事。
だから、最終的に先生の指導のレールに乗ったアレンジになっていないの。
作っている人が、その時最高のアレンジを作れるように、手助けしてくれてるの。


私、ツツジを壁にしたいと言った時から、頭の中で
グリーン主体で、お庭の一角を切り取ったようなものを作りたい。と思っていて。
途中で何度も「可愛いー!こうしたらもっと自然になるかも!」と言ってくれて
多分、最初の私からの提案の時に「したいことはわかった」と、本当に汲み取ってくれてたんだなあと。

挿してる時は本当に夢中で。楽しくて。
あまり悩む暇も無く、ぐいぐいと作れました。




初めてにしては!!!私としては!!!!
最高のアレンジが作れたと思っております!!!!!

ツツジで高さもかなり出ていたから、大きさも結構大きい。
グリーン主体で、お庭を切り取ったようなアレンジ。
作れました(感動)

技術的な問題も、見てくれの問題も、なんも関係ないです。
この
その想い・・・プライスレスッ  感。

ちょっと大きいので作りたいというお願いをしたのもあったのですが
下世話な話で申し訳ないが、講師料込6000円でした。
え・・・こんだけモリモリ入れちゃってごめんね・・・と謝りたくなる位挿しちゃったけど。
大丈夫?商売バランスブレイカーになってない?と若干心配になりました私です。
だって準備時間入れたら1時間半以上拘束しちゃった訳だしさ。
でもいいのいいのという言葉に甘えた私でした。


えっさほいさと実家へ持ち帰り、お母さんにプレゼント。
相当感動して貰えました!!

寝る前に改めてアレンジを眺めてしみじみと一言

母「お母さんの大好きな色が集まってる。
  好きな色が集まると、こんなに幸せの色になるんだね」


全部が報われた気持ちになった瞬間でした。


そんな私ですが。
最近鬱々としていた気持ちで毎日を過ごしていたので
凄く楽しい思いが出来て
新しい知識も得て
お母さんへのプレゼントを自分で作成までできて。
何よりの心の洗濯が出来た空間でした。

また時間を見つけて、魔法使い先生に絶対お願いしたいと思ったのでした。