明日、あさってと、B級ご当地グルメ日本一を決めるイベント「B-1グランプリ」が、私の政経塾時代を過ごした神奈川県のほど近く、厚木市で開かれると産経新聞に掲載がありました。
ミシュランに載るような、高級なグルメは、ある意味「値段に比例して美味くてあたりまえ」だとも言えますが、こちらは安価でご当地の庶民の味を競う大会。今回で5回目だそうです。
今年の出展料理は過去最多の46団体。
そもそも、このB-1グランプリは、まちおこしを図る青森県八戸市の「八戸せんべい汁研究所」の呼び掛けで平成18年にスタート。その後発展して、年1回、日本一を決める大会となる。
「たかがB級グルメ」。。。と侮るなかれ。出展による効果はめざましく、第1、2回大会を連覇した「富士宮やきそば」を目当てに年間100万人以上が静岡県富士宮市を訪れるそう。
第3回は、「厚木シロコロ・ホルモン」。私が神奈川にいた頃は、食べたことがなかったのですが、その後有名になっていることを知り、食べに行かなかったのを後悔。。。
経済効果は、実際にお店の利益が上がるだけでなく、「民族大移動」すら引き起こし、その付随効果は大きなものです。
前回開催地・秋田県横手市によると、大会期間中の売上げ、観光客の宿泊、その他の消費活動などで約13億円。これに「横手やきそば」のグランプリ獲得が拍車をかけ、やきそば店や製麺業者への聞き取りでは来店者増による効果は8カ月間で約34億円に上ったといいます。
今回、初の首都圏開催で、前売り引換券も完売し、来場者数も過去最高の30万人が見込まれていて、沿線の小田急電鉄は臨時ロマンスカー「B-1グランプリ号」まで運行するほど。その経済効果は期間中で60億円との試算もあるとのこと。
そういえば、関東から香川にある、有名店のさぬきうどんを食べに遠路はるばる車を飛ばして食べに行ったという友達がおりました。大型連休ともなると、「うどん食べに」の人だけで、瀬戸大橋や各国道が渋滞するそうです。
「安くてうまいB級グルメ」。一杯200円~400円程度で食べられるのに、それにかかる費用と労力は計り知れない。。。
それでも、美味いものを追い求める。
。。。人間とは、すごい生き物かもしれませんね(笑)
ちなみに、今年の出展料理は悲願のグランプリを狙う「八戸せんべい汁」をはじめ、「甲府鳥もつ煮」、岡山の「ひるぜん焼そば」など初参戦組を含めて九州から北海道まで。今回から過去のグランプリは「殿堂入り」して審査対象外なるそうですが、
さて、私の地元・福岡の出展料理はというと。。。「久留米やきとり」!!
みなさんはご存知ですか!?
久留米には、日本一焼き鳥やが多いと言われています!
また、種類も豊富で、女性客やファミリーが気軽に焼き鳥やに入ります。
出身の行橋や北九州北部地方では、地方発祥の「かしわめし」という鳥を使ったそぼろご飯のようなものもあり、福岡県内に浸透していますが、福岡に鳥は馴染むのかもしれません。
博多の水炊き(これも鳥ですね)や、とんこつラーメン、もつ鍋はかなりメジャーになりましたが、その他にも玄海の海の幸など、福岡グルメは数えればキリがありません!
機会があれば県外の皆さんもぜひ、福岡に足を運んで、福岡の味を堪能してはいかがでしょうか?
にえだ元氣
↓今回の主な出展料理。
個人的に注目なのは。。。埼玉の「ゼリーフライ」!?
ゼリーがフライになっているのか!?。。。気になって夜も眠れません(笑)