あんなにズラーッと並んでいたホームページのLIVE欄もだいぶスッキリしてきてしまった。。。なんだか寂しいな。



その日起こったことを忘れることは到底ないと思うけれど、その日思ったことはきっとその日にしか思えないことだろうな。


少々今回主観的な部分が強いかもしれない。記録しておきたいから恐れず記す。





★081203ZeppTOKYO

連載「BPM」でお世話になっているワッツイン創刊20周年記念イベントに前座として出させていただきました。4曲やらせてもらいましたけど、あえて今回はアルバム収録曲の「葵」を演奏。こういうイベントで珍しくバラードやってみたけど、きちんと伝わったかなあ。ツアーで得ている良い感触を少しばかり反映させてみたかった。
共演の方々のライヴはもちろんこの日も発憤材料に。



★081206名古屋CLUB QUATTRO

早くもツアー後半戦。4月のナハトムジーク名古屋が個人的にとても好感触だったからか、並々ならぬ気合いが沸く。クアトロはどこもそうだけど、天井の高さの割に照明の量がハンパじゃなく多くて、どのくらい凄いかというと、照明の熱でボーカルマイクに口をつけられなくなるくらい。そんなん野外フェスくらいだと思ってたよ。
中盤くらいまでとても良いペースでやれたと思う。ただ最後の方、謎の目まいがしてきて少々意識が飛んだ。ステージ降りても気持ち悪くて、何度か嘔吐して、でもなかなか立ち直れなかった。ライヴ後そんなになったの初めてで自分でも驚いた。でも「これが自分の限界だ」なんて思いたくないし、思えない。もっと強い生き物にならなくては。
とにかく気持ちと身体の折り合いをもう一度つけ直そうと思った。悔しい。



★081207大阪BIG CAT

名古屋から会場もさらに大きくなった。リハーサル中、ガランとした空っぽのフロアを眺めながら「ここに今日1000人近くの人が入るのか…」と思っていたら、収容人数300人の梅田シャングリラを何度やっても満員にできなかった頃のヤキモキした気持ちを思いだして感慨深くなった。このツアーは、大阪に限らずどの土地でもそんなヤキモキした感情がひとつふたつ眠っているところばかりを廻っていて、それがステージに立つエネルギーのひとつになっていることは間違いない。東京の次にライヴの回数を重ねているこの大阪の地は、その思いが特に溢れ出てきた2時間ちょっとだった。
体力のペース配分は昨日の反省もあってわりと上手くいった気がしたけどやはりノドが軋んできてて、初の全国ツアー故、自分の身体が未開の地に入り込んでいることをひしひしと感じた。負けるものか。自分なんかに。