- 監督:園子温
出演:大杉漣、栗山千明、佐藤めぐみ、つぐみ、山本未来
優子(栗山千明)は、ダンサー志望の友達(佐藤めぐみ)と同居、美容師を目指している。
ある日、港のコンテナから大量の髪の毛と少女の死体が発見されるが、死体は何者かに盗まれてしまう。
優子が働く美容室に、山崎(大杉漣)と名乗る謎の男がエクステを売りに現れる。
「ヘア~、ヘア~、マイヘア~♪」と歌いながら、
髪フェチのおっさんを、大杉漣が実に楽しげに演じている。
「美しいなぁ、美しいけど、切り落としちゃう…ごめんね」
どことなくオネエな大杉漣。
おっさんは死体から髪の毛を切って、エクステとして販売していた。
エクステは、付けた人が寝ているときに、生き物のように首をしめる。
傷口から毛が伸びるのは、まるでマジック(笑)
その上、ファックスやエアコンからも、ダダ~ッと髪の毛が流れ出てくる。
とにかく髪の毛の量がハンパない映画である。
「私の毛がほしいなら、ぜんぶやるよ!こっちこい、ヘンタイっ!」優子はおっさんと戦う。
黒髪ロングヘア~、栗山千明のホラークィーンなルックスが役にピッタリ
「ずっと一緒にいよ~ね~、髪の毛でつながろ~ね」
陽気なヘンタイ、大杉漣の怪演をとくとごらんあれ!