「京浜ホテル」と書き間違われがちな名前です。
東京は品川駅目の前のホテルでした。
「でした」と書いたのは、現在は倒産しているから。
2008年のリーマンショックのアオリを受けて倒産、その後(元)従業員達による自主営業、最終的な「行政代執行」の混乱と顛末は、御記憶の方も多いかと思います。

そんな京品ホテルですが、8月に入って、外装に足場が組まれました。
足場が組まれた、と言う事は、取りも直さず「取り壊しが始まる」と言う事。

実際、京品ホテルに泊まった事も無いですし、具体的に何かの運動に参加してもいないですが、保守的な人間としては、「昭和5年に建てられた建物が無為に壊されるのが寂しい」と思うんです。
「懐古趣味」と言われればそれまでですが、「歴史を学ぶ」だけではなく、「時代の徒花」として残せないモノですかね?と思ってしまうんです。バブルの頃の「ジュリアナ」の様な。

もしこれで「実は移設でした」であれば、とんだ道化なんですが。
もうね、道化で良いです。
道化で良いので、移管してくれないかなぁ。