こんにちは、ニチ(Nichi)です。
まずは
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『心拍数で将来の犯罪を予測できる?』
なんともイメージのわかないタイトルですが、
今読んでいる本からの引用です。
その本の紹介はまた今度したいと思います。
今日のブログですが、
そもそも反社会的人間(犯罪者)とはどのように生まれるのでしょうか?
これについては、色々な研究がされていますか、その中でも興味深おものが
心拍数と反社会的行動の関係
攻撃的なウサギは、おとなしく従属的なウサギに比べて安静時心拍数が低い。
さらには、群れの中での地位が上がるにつれて心拍数が下がる。
という研究結果があるそうです。
そしてこれと同じ相関関係はボノボやマカク、ツパイ、マウスなど動物界で広範にみられるそうです。
そして人間は。。。
神経犯罪学者のエイドリアン・レインは反社会的な学生の安静時心拍数が低いことに興味を持ち、40本の論文を調べたところ、安静時心拍数は反社会的な行動に関する被験者間の差異のおよそ5%を説明したそうです。(これは医学的には喫煙と肺がん発症との関係よりもはるかに強い)
もちろん反社会的な子どものすべてが心拍数が低いわけではありません。
そこで15歳の時に反社会的な態度をとっていて、29歳までに犯罪者になった者と、成人後に反社会的にも犯罪者もならなかった者を比較した結果、
犯罪者にならなかったグループは、犯罪者になったグループに比べて安静時心拍数がかなり高いことが判明したそうです。
心拍数の低さと反社会的、攻撃的な行動はなぜ相関しているのか?
これについての細かい説明は省きますが、下記3つがあげられていました。
1、恐怖心のなさ
2、心拍数の低い子どもは高い子どもよりも共感力が低い
3、刺激の追求
もちろんこのようなとってつけたような説明では、全く納得いかない人もいると思います。
しかし、『心拍数で将来の犯罪を予測できる』という仮説が、大規模な実証実験によって証明されているとしたらどうでしょう。
長くなってしまったので、明日のブログへと続きます
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