クリストファー・ノーラン「TENET」
クリストファー・ノーランは「時間は粘土にように形を変えられるもの」と理解している。
だから、映画の中でブラックボックスのようなものを使って「時間が逆行する」「時間を跳躍する」という筋書きを作った。
普通の人間は「可塑性のある時間」というアイディアを考えても、それを映像にするのは難しい。
クリストファー・ノーランはそれをやっている。
2時間半の映画の中で、世界を滅亡から救うという陳腐なお題目を掲げて、見る者には理解しがたい時間を逆行、跳躍という右往左往を延々行う。
基本的にこの映画はサスペンスアクションに属するものだが、映画進行のギミックが分かりにくいため多分大半の観客がストーリーを理解できない。
それでも2億ドルと言う予算の元が取れているのは、途中のアクションシーンがド派手で観客に受けたからだろう。
難しいストーリーだが、2度見てそれを理解したいとは思わない。
アクションシーンが面白いのは1回目だけだw
ということで見たが、感想はいつも同じ。
「クリストファー・ノーランの頭のなかはどうなっているんだろう」
ということだけだw
ということまあまあですw
ではまた明日