信頼できる謎の仏教書レビュアー「ソコツ」さん@アマゾン
アマゾンに、すごい仏教書レビュアーがいる。
ペンネームは「ソコツ」さん。
私は、とある新書のレビューから辿って最近知ったのだが、
仏教書業界では有名らしい。
新書など細かい仏教系新刊を大量にレビューしていて、
しかも明らかに深い仏教知識のある人のようで、
できるだけポジティブに評価しようとしている。
(ケナすよりも褒めるレビューのほうが難しいのです)
1冊だけコピペすると・・・。
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『親鸞』(ちくま新書)のレビュー
(前半略)
90歳に迫る晩年にいたるまで自分の「凡夫」としてのダメっぷりを自虐し続けた親鸞。
だがその欲望満載かつ他人から承認されたくてたまらない汚れっちまいぱなしの
自己のなかに点灯した「信心」に導かれて、
同じく「アホ」であることで平等な「ともがら」とともに生き死んでいった親鸞。
その信仰世界の実像に肉迫しながら著者は、世俗道徳を超出する仏教の
物凄さの価値を
この現代日本に改めて問いかけようと試みている。安易に「悟り」などとはいはない。
しかしなお人間にとって救いとなる仏の道とはどのようなものか?
本書を読めば、その困難な問いが読者の心中に灯りをともすはずである。
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ね。
この親鸞理解といい、「ともがら」という語彙といい、
明らかにシロートじゃないでしょう?
レビューの文字数が、わりと一定しているのも、玄人っぽい。
誰なんだ、ソコツさん。
先日、阿佐ヶ谷ロフトの「仏教書ナイト」でも、
「もしや末木先生だったりして」と話題になっていたのは
ソコツさんだったっけか。
新刊仏教書を選ぶときは、ソコツさんのレビューを
参考にするといいと思います。
ただし、たいてい★はいい点をつけているので、
★でなく内容をご参考に。
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