http://www.ana.co.jp/int/airinfo/promotion/dom_transit/
これによりSINタッチ修行にどう影響がでるのか解説します。
今までは『CTS-OKA-NHD-SIN』というように『HND-SIN』の国際線に『CTS-OKA』と『OKA-HND』という国内線を2区間つけることができていました。
これは上記のURLにもある通り、「ハワイ・アメリカ・カナダ・中南米・ヨーロッパ・中東・アフリカ・インド・東南アジア・オセアニア」行きの国際線に、24時間以内に接続する国内線往復を10000円でつけられることに加え(※国内線乗継運賃 またこれが『OKA-HND』の部分です)、
『海外乗継割引スペシャル』としてどこ行きの国際線でも更に往復10000円(税抜)で、国際線への乗り継ぎが目的であればこの区間の到着空港が国際線出発空港と異なったとしても(同じでも良い)、国内線を付けられることができたからです(こっちが『CTS-OKA』の方です)。
しかし2014年2月27日以降購入分は、『海外乗継割引スペシャル(上記の例では『CTS-OKA』の方)』の規則が変わり、日本発『中国・韓国・台湾・香港・マカオ・グアム・サイパン』行きのエコ割・ビジ割のみ対象になってしまいました。
ということでSIN含む中距離長距離路線の国際線はこの対象路線から外れ、国内線は1区間しかつけられなくなりました。
そして新しい『海外乗継割引スペシャル』の対象区間である中国などには国内線は2区間つけることはできません。
これは以前から変わりないルールなのですが、『海外乗継割引スペシャル』の国際線対象区間はちょうど国内線乗継運賃(上記の例でいうところの『OKA-HND』)の対象外の区間であるからです。
そのため『海外乗継割引スペシャル』が適用できる国際線につける国内線は事実上、国内線の到着空港が国際線出発空港と同じになります。
まあこの点は以前から変わらないのですけどね。
ということで規定が変わることによって、国際線に2区間の国内線をつけることができなくなってしまいました。
つまりSINタッチの大きなメリットが削がれてしまったと言っていいでしょう。
SINタッチで国内線を往復2区間つけられるメリットはやはり片道5000円で国内線ならどこからどこまででも行けて、PPも沢山ゲットできる(国内線区間はPP2倍)ことです。
ちなみにSINが選ばれる理由としては『海外乗継割引スペシャル』の対象路線で一番PP効率(アジア路線はPP1.5倍)や時間効率がよかったからでした。
視覚的に簡単に見るとこんな感じです。
『国内線乗継運賃』
中距離長距離のみ(SIN含む)→中距離長距離のみ(SIN含む)
『海外乗継割引スペシャル』
全区間(SIN含む)→近距離のみ(SINなし)
ということでSINタッチを利用した修行を決行する期限は2月26日までとなってしまいました。
いつ修行するのかと言われたら、笑いごとじゃなく今でしょ!と答えるしかありません。
本音を言うと、
偶然なのかこっそりANAJALが手を組んだ作戦なのか、ちょうど今はJALが出血大サービスFOPばらまきキャンペーンをやっているようなので、今年マイレージ上級会員を狙っている人は取りにくいANAではなくJALさんの方に行ってみたらどうでしょうか。
ANAに比べたら相当楽だと思いますよ。
ちなみに今JAL修行がが楽なのは一個前の記事を見てくださいね。