こんにちは。
7月に入り暑い日も続ていますね。
九州の大雨や地震など、災害が重なりますね・・・。
まだまだ大雨や余震なども心配されます。
二次災害へと繋がらないことを祈るばかりです。
さて、前回の続きになります。
ザグリ加工を進めていきます。
今回のように特殊の場合、お客様には事前にご説明をさせて頂きますが、予定外の作業も出てきます。
もちろん、作業前に色々考えて作業をする手順を決めていきますが・・・。
こちらはバッテリーザグリを掘ったところです。
位置などを考えると、ほぼこの位置しかなかったです。
純正の電池ボックスを使うので、大きめのザグリになりました。
こちらが基盤やコントロールが収まるザグリです。
こちらのザグリイメージも、Variaxのギターを参考に位置などを決めながら掘りました。
かなりタイトなザグリです。
基盤のサイズもあるので、外周にもギリギリの位置・・・。
実際に仮組をして、パーツがザグリに当たる部分を掘り足したり、向きを変えたり工夫しました。
サスティーンブロックのすぐ裏に、ピエゾ配線が基盤に通せるように四角い穴もノミで加工。
配線もたわむ事を想定し、少し深く掘っています。
ザグリ加工後は、導電塗料を塗り、ノイズレス加工をします。
作業工程が多く、考えながらの作業でしたので意外と写真が少なかったです・・。
組み込み後の写真を見ると、メカメカしいですね。
サイドジャックもオリジナルのものを取り付けるので、ザグリなども難易度の高い作業でした。
その他にも、ピックガード製作などもしております。
お客様にお渡しした後に、Variaxの反応の不具合なども出てお客様にご迷惑をおかけしてしまいましたが、無事作業を完了する事ができました。
※オーナー様、ご理解ご協力頂きありがとうございました!
色々頭を使い悩みましたが、このような機会を頂き貴重な体験になりました。
タダの中で、最も印象に残っている作業の一つです。