- ぶたぶた日記 (光文社文庫)/矢崎 存美
- ¥500
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こちら、こないだ記事に書いた本好きのお友達から借りた本。
和むわ~、めっちゃ和むわ~。
始終「和む、和む」って言いながら読んでましたww
「身体は子供、頭脳は大人」は某少年探偵の有名な文句ですが、このお話の主人公ぶたぶたさんは
身体はぬいぐるみ、心はおじさん
ですww
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
身体はかわいいぶたのぬいぐるみ。
しかし、中身は知恵も分別もあり、おまけになんか渋い声ww
動いて、しゃべって、御飯も食べて、電車にも乗って・・・
そんな人物(!?)山崎ぶたぶたさん。
そんなぶたぶたさんが義母の代わりにカルチャースクールでエッセイの書き方を学ぶことになった。
この珍妙なクラスメイトに戸惑うその他のクラスの面々だが、いつしか、みんなこのぶたぶたさんを受け入れるようになり・・・。
ぶたぶたさんがお届けする(?!)とっても暖かなファンタジー♪
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これね~、ほんっとに和みますよ。
もう、今何か和み系の本を探してらっしゃる方は絶対これ、オススメです!!
ぶたぶたさんは見た目は本当に可愛いぶたのぬいぐるみなんですが、言動は分別ある大人なんです。
しかも、「いい大人」です。
こんな考え方ができたらな。みたいな。
最初にぶたぶたさんを見たときに皆
「自分の目がおかしくなったんじゃないか??」
って戸惑うんですが、それがまた面白い。
だってぶたのぬいぐるみだもの。
どういう仕組みになってるのかはわからないけど、そのぶたのぬいぐるみが居酒屋に行ったりします。
パソコンもできます。
あらすじだけ読むと絵本みたいだし、実際に絵本にしてもいいと思いますが(絵がついた話もあるみたいです)、十分大人が読んでも面白いです。
だって、普通に考えてぶたのぬいぐるみが動くなんてありえないし。
でも、
もしやこの世界のどこかにぶたぶたさんは居て、人の善意に守られて生きてるかもしれない
と思うとなんか楽しいです。
そして何より、絵を想像すると本当に和みます。
この話は「ぶたぶたシリーズ」ということで何冊か出版されてるようですが、多分、どこから読んでも大丈夫だと思います
ちょっと心がやさぐれ気味の方、オススメですよ~
★★★★★
(これ、始終ニコニコしながら読みました。人にオススメしたくなる一冊です)