- トッカン―特別国税徴収官―/高殿 円
- ¥1,680
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- 以前に読んだこの作家さんのカミングアウト! がなかなか面白かったのと、ひーさんからこの本は面白いという情報をGETしたので読んでみることにしました
ブログを始めて色んな方からオススメをもらえるので読書の幅が広がって嬉しいです
この本、面白かったですよ
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税金滞納者から税金の取立てを行う、特別国税徴収官ー略してトッカンーの深樹(みき)は自分の言いたいことがうまく言葉にできず、すぐに「ぐ・・」と詰まってしまうことから職場仲間に「ぐー子」と呼ばれている。
この不本意極まりないあだ名の発端はぐー子の鬼上司、鏡がつけたもの。
鏡はハスキー犬を怒らせて餓えさせ、さらに尻尾をふまれたような顔で、さらにその容赦ない取立てから「死神」と呼ばれているのだ。
毒舌鬼上司に泣かされ、あの手、この手で税金を払わないようにしてくる業者に泣かされ、「ぐ・・・」と詰まりながらも、ぐー子は
自分の仕事とはどんなものなのか、働くこととはどういうことか。
を学んでいくのだった・・・。
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税金を払わないとこういう方達が来るんですね~。
・・・・・・・・・・人ごとじゃないですが・・・(-。-;)
この仕事って要は「国の取立て屋」だから色々しんどいこともあると思います。
それぞれのエピソードもなかなか面白いですし、「働くとは」、「生きるとは」っていうしっかりしたテーマが見え隠れするのもいいです
最近気付いたんですが、私、何かを頑張ってる人の話が一番好きみたいです
この話もそんな話です
因みに、私の本の記事の☆の数って内容とか登場人物とか読んだ感覚で決めてるんですが、星4と5の境目は最後の終わり方にかなりの部分がかかってますw
終わりよければ全てよし。
と言うくらいなので、いい意味で予想の斜め上を行ってくれた作品は気持ちいいし面白いです
もしくは、結末はある程度「こうなったらいいなぁ・・・」「こうなるでしょ!」と予測がつくものの、そこへの持っていき方が綺麗・・・とか。
余談ですが、有川さんはそういうの上手いので評価が高くなっちゃうんですよねぇwつい・・・・ww
で、この本ですが、もっかい書きますw面白かったです
この本の続編がぜひとも読みたいなぁ・・と思ってたらちょうど今月発売らしいです
ぜひとも読まねば
★★★★★