ギャングの扱い方が素晴らしい!
ああいうグレた連中は心の中では寂しかったり優しかったりするんだよね。チャッピーの学習能力も
素晴らしけど、やっぱ育った環境に大きく左右されると思う。
風景が日本っぽかったり、カタカナ入りのパンツを
履いていたりと日本カルチャーを意識した
美術も目を引きます。
ディオンが付けてる腕時計に興味を示すチャッピー。
あの時計はCASIOのデータバンク!
「バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティが
愛用していたモデルですよ。
悪役のヒュー・ジャックマンも捨てたもんじゃない(笑)
【2016年5月1日】WOWOW(2016年2月7日放送)の
録画で鑑賞。
コンピューター制御の動物園にトラブルが発生し、
狂暴な動物たちが大都市へ飛び出すイタリー産のアニマル・パニック!トラやゾウが街中を
歩き回っている。ただそれだけじゃないか。
いや、違う。実際の街中にこれだけ多くの猛獣を開放し、
役者と絡ませるなんて事は現在では到底出来ない
芸当だと思うし、普段檻の中で大人しくしている動物が
いる筈のない場所でキョロキョロ不思議そうな
眼差しを送っているのが凄いし可愛いんですよ。
パニック映画には欠かせない電車や飛行機をちゃんと
登場させているのもポイント高し!ワーゲンビートルと
チーターの追いかけっこが大好き!
しかもギアチェンジを丁寧にカットインするなんて
意気込みがなければ出来ないコダワリを感じます。
アニマル・パニック映画は数あれど、単体で人間に
襲い掛かっていた獣が大集結しているんですから、
これは豪勢だし恐ろしい地獄絵図です(笑)
それとなく環境汚染に警鐘を鳴らしているのは
後付けのようだけどジンワリ来るものがありますね。
【2016年5月1日】テレビ東京「サタ★シネ」
(2016年4月30日放送)の録画で鑑賞。
※初見はナガオカ・ビデオの中古VHSで。
新婚夫婦が湖畔の別荘にやって来るが妻の様子が徐々に
おかしくなり奇行が目立つように・・・。何故妻の態度が突然変わってしまったのか
夫が詮索すると…。
映画なんだから仕方ないんだけど、異変に気付きながらも
別荘から帰ろうとしない夫に腹が立つし、他人行儀な妻の
言動は気持ち悪いけどとにかく終始イライライライラ
させられるイライラ映画です。
オチがそれかよ!煮え切らないなあ…。
【2016年5月2日】WOWOW(2016年2月8日放送)の
録画で鑑賞。※初見は2014年12月15日、
新宿ミラノ座(ミラノ3)で鑑賞。
アラフォーおっさんが馬鹿騒ぎしてビールを浴びるように呑む
ハイテンションさは置き去りにされそうな脱線具合ですが、親友との再会で忘れかけていた青春と友情の絆を取り戻す
奇天烈なSFファンタジー。
サイモン・ペッグのイカれ具合が嬉しくなるほど酷すぎる(笑)
出初めは涼しい顔してたニック・フロストも後半から
いつもの怪力でロボットを張り倒していく
無双っぷりが爽快でした。
個人的にはロザムンド・パイクの萌え要素が
凝縮され過ぎているので、ちょっと間延びする所も
許せちゃったりします。。
『SF/ボディスナッチャー』『光る眼』『遊星からの物体X』等の
オマージュを織り交ぜながら本来あるべき姿から
かけ離れた生活を送るIT社会を遠まわしに皮肉った
エドガー・ライトの才能が光る秀作!
外国でもピンポンダッシュやるってのが
なんか親近感湧きましたわー(笑)
「エイリアン2」のビショップねたとかも
皆ガキの頃やったよね~。
"WTF"→What the fuck?
【2016年5月4日】WOWOW(2016年2月6日放送)の
録画で鑑賞。※初見は2014年4月28日、
シネクイント渋谷で鑑賞。
殺しの二大巨頭!夢の同業者対決が実現!!
恐怖伝説が薄らぎ落ち目のフレディが悪知恵を働かせ、ジェイソンを蘇えらせて一芝居打とうと思ったら
アララ逆効果(笑)手に負えない
湖畔のコドモ巨人と戦うハメに。
エルム街の配給会社ニューラインシネマがパラマウントの
13金権利を買い取ったのでカートゥーンのような
アメコミのような実写が出来るんかいな?と
不安に感じながらも見事に具現化された
ガチンコバトルの嵐にもう笑うしかないという
拍手喝采雨あられな大傑作に!
凶悪なジェイソンは手始めにベッドでうつ伏せに状態の男を
サバ折り!火だるまになっても伝家の宝刀ナタは絶対に
手放さず斬りまくる毎度お馴染みなクッキングが
繰り広げられます。これまで詳細に描かれてこなかった
ジェイソンの黒歴史。
あの仕打ちなら無差別殺人鬼になっても納得!?
フレディはよりシャープな顔つきになって、頭脳戦でテキパキ
挑んで来るけど、イモ虫フレディなどコミカル要素が
相も変わらずニヤリとさせてくれる
ムードメイカーなのでやはり憎めない(汗)
食傷気味かと思われた両シリーズ最期?に相応しい
グロとエロとバカが詰まった期待を裏切らない
ホラー界のビッグバトル!激烈にオススメです!
【2016年5月4日】午後のロードショー
(2012年10月31日放送)の録画で鑑賞。
フレディ(青野武)、パメラ・ボーヒーズ(来宮良子)。
※初見は2005年7月7日放送の木曜洋画劇場で。
見終わった後の破壊力が凄まじい。
とっちゃん坊やみたいな髪型のシュワに
違和感を覚えながらも話が進行していく内に
「ああ、そう来たか」と。
モヤモヤするねぇ。そうじゃないだろみたいな。
噂には聞いていましたが、ハードコアな人体破壊描写やとっちゃん坊やみたいな髪型のシュワに
違和感を覚えながらも話が進行していく内に
「ああ、そう来たか」と。
モヤモヤするねぇ。そうじゃないだろみたいな。
情け容赦ない死体の転がり方とかやたら
グロに力を入れており、これがR15で大丈夫なの?と
映倫の基準を疑いたくなる凄惨さです。
金網の使い方、ほーなるほどそうですか。。
射撃の瞬間をPOVで切り取ったりと
カメラワークも斬新ですね。
派手なカーアクションでトランクからすっ飛ばないリジーの
バランス感覚がスゲエ(笑)
女刑事役のオリビア・ウィリアムズ
(「ビロウ」の紅一点な女優)のすらりとした
佇まいが素敵でした。
普段とまるで異なるスキンヘッドな
サム・ワーシントンもカッコ良かった!
【2016年5月5日】WOWOW(2016年1月17日放送)の
録画で鑑賞。
幽霊屋敷に引っ越してきた父娘と少年ゴーストの
奇妙なふれあい。悪巧みする凸凹コンビ弁護士の掛け合いが楽しいです。
キャスパーやいたずら大好き幽霊トリオは
アニメ顔だけど人間が幽霊化するとアニメな姿になるのも
ヒネリが効いていて童心に帰ったようなほっこりする
ファンタジー映画でした。
人間に戻ったキャスパーを「ファイナル・デスティネーション」で
主人公アレックスに扮したデボン・サワが演じていて
あまりに初々しい姿にびっくり!
ダン・エイクロイド(ゴーストバスターズ!)、
クリント・イーストウッド、メル・ギブソンの
豪華カメオ出演は圧巻!
【2016年5月6日】午後のロードショー(2015年8月11日放送)の
録画で鑑賞。
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『マッド・ナース』グラマラスボディな白衣の天使がセクハラ医師やスケベな男たちを血祭りにあげてゆくホスピタル大虐殺。
主役のアビーが1ミリもナースっぽくなくて、
むしろ壊れ過ぎた岡本夏生みたいな顔してるから
全然怖くないんですよ。(声は可愛いw)
殺す前に医療用語や薬の効能を説明してから
ジンワリ殺めていくのは上手いやり方だと思うけど、
動機あっての犯行かと思ったら
突然爆発しちゃうんだもんねえ。台無しだよねえ。
本国では3D映画として公開されたので、
手前に飛び込んで来るカットが多いけど、日本は2Dでした。
えっちな場面が多すぎ、ボカシかかりまくり、血しぶきの
彩度を落とすなど国内ではマトモな形で
見られない内容です。
黒人のお局看護師が愚痴をこぼすのが最高に笑える。
あと人事部のスマイルマークちゃんがタイプだったので
もうちっと活躍させてほしかったです。
【2016年5月6日】WOWOW(2016年2月15日放送)の
録画で鑑賞。※初見は2015年3月4日、
ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞。
劇場公開時は[R18]、WOWOWは[R15+]
西宮神社の福男選びが全世界に広まった!ゾンビが走る!
猛ダッシュで!そしてコケる。腹が立つ!ハリウッドの人気俳優ブラッド・ピットを主役に大スケールで
描いたのは「ゾンビ」映画を認知させるのに
大きな起爆剤になったと思う。
本作のゾンビってキョンシーみたいですよね。
シリアスな場面なのに息を止めれば
気付かれないんじゃね?と
思うようなギャグに見えてしまい吹きそうでした。
原作とはかけ離れたストーリーみたいですが、
テンションが高くてカット割りも素早いし悪くないですよ。
噛まれないように腕に雑誌巻いてガードしたり、
腕を切り落としたりと感染対策が完璧。
12秒のカウントダウンが緊張感を煽る!
ブラピの妻役に「サボタージュ」のハイテンションビッチな
リジーに扮したミレイユ・イーノスが出ていたのは
今頃というかサボタージュを見たばかりなので
すぐ分かりました(汗)イスラエルの女兵士が
逞しすぎて惚れる!
世界的危機が訪れた時、人類が一致団結する。
人間同士の争いも映画のように追い込まれなければ
無くならないのかもね…。
さあ!ペプシコーラで乾杯だ\(^o^)/
【2016年5月6日】金曜ロードSHOW!(2016年2月17日放送)の
録画で鑑賞。※初見は2013年8月31日、
シネマスクエアとうきゅうで鑑賞。
マクレーン刑事が黒人ゼウスと共にテロリストの
なぞなぞゲームに付き合わされるシリーズ3作目にして初のバディ物。ニューヨークで豪快にロケした
カーチェイスの迫力。爆破される地下鉄、船にダンブカーと
乗り物がバンバン出てくるのもライド感があって飽きません。
金塊がゴロゴロする分かり易い表現も今ではなかなか
見られなくなりました(笑)物知りで人当たりの良いダンプの
運ちゃんがデ・ニーロに似ていてお気に入り。
あと、コリーン・キャンプのおっぱいが揺れてるトコも必見!
【2016年5月7日】土曜プレミアム(2016年1月23日放送)の
録画で鑑賞。※初見はゴールデン洋画劇場(1998年4月4日)
のTV初放送で。
義父から性的虐待を受けていた少女アナが不慮の事故で
父を殺してしまう。刑務所に送られたアナに待ち受けていたのは現実よりも過酷な地獄だった…。
体当たりの熱演を見せてくれる。金髪・黒眉・ソバカス・清純
顔に似合わず大きな胸と一発K.O.される完璧なスペック!
レズ描写が女囚モノとしては綺麗に撮れていて
安っぽさを感じさせない力作。
薬物中毒の恐ろしさ。これが順繰りするんだけど、
組み立て方が上手いのでダレないんですよ。
しかも製作がCGパニック映画の殿堂アサイラム!
アサイラムがこんな良作を作っていたのが驚きですわ(笑)
なのでヒロイン役のお姉ちゃんは「シャークトパス」にも
出てるみたいです。(今度観直そう!)
見応えのある作品でした。
女優が別嬪さん揃いなのも気に入った(汗)
録画で鑑賞。
彼を指名した教習生ジョン・キューザックが路上教習中に
寄り道し銀行強盗をおっぱじめた。プロレーサーの腕を
買われてまんまと人質にされたトーマス・ジェーンと
黒キャップにグラサンをかけたヤリ手のキューザックが
繰り広げる笑えて疾走感バツグンの珍道中。
逃亡の最中に芽生える可笑しな連帯感が
楽しいアクションコメディ。
のっけから教習中にワザとらしく暴走させ
センターラインを跨ぎ逆走もなんのそのな
キューザックの田舎芝居に手を焼かされる
三枚目のトーマスが可笑しくてしょうがない。
父親が強盗犯として指名手配されTVニュースに出ると
娘が「パパ超クール!」と歓喜する。
出てくる人間みんな無茶苦茶である(笑)
抜け目のないアグレッシヴな婆ちゃんが可愛らしくて
腹がつるほど笑えました!
「ミッドナイト・ラン」を100倍チープにした感じの
ロードムービーです。
【2016年5月7日】WOWOW(2016年2月22日放送)の
録画で鑑賞。
余計な前振りなど挟まず青信号に変わった瞬間
アクセルべた踏みでスタートする潔さで一気に心を鷲掴みされるありそうでなかった国産ゾンビ映画。
DQNならぬZQN(ゾキュン)のネーミングも素晴らしいですね。
日本でゾンビ映画を作るとギャグになっちゃうんだけど、
黄色人種の肌を生かした腐敗臭漂う特殊メイクとロメロ派な
ノロノロゾンビをベースにし、生前の記憶が強く残る
死してなお未練たっぷりなZQNの設定は悲哀さえ感じさせる
新種のゾンビ誕生と言った所でしょうか。
成長記録でもあり、ラブストーリーでもある。
その主人公を隣のお兄さん的存在な大泉洋が熱演しており、
改めて彼の演技力の幅に感心させられました。
銃社会じゃない日本で脳を破壊しなければ倒せないゾンビを
どう退治するか?ここも日本ならではのカラーが出ており、
海外の人が観たらカルチャーショックを受けそう。
だって猟銃が神から授かった伝説の武器みたいに
描かれてるんですよ!弾着じゃなくて爆破ですもん(笑)
遂に真打を放り込んできた。規制に縛られ残酷描写が
エンタメとして扱い難い昨今。初っ端からR15+指定で
ホラーファンやジャンル映画好きを虜にする血の海と
死屍累々な地獄絵図が展開。目玉がロ?パ?になり
血管が浮き出ると感染完了。意識を失う前に鬱積した物を
吐き出すというアイデアが尋常じゃありません!
『ゾンビ』(1979年)からインスパイアされた場面が
沢山登場するのも堪らなく良いです。
ショッピングモールにロジャーが使ってた
大五郎状態なカートとか。あと米国劇場公開版と
同じランタイム127分。そして極めつけは
アルファロメオ(狙ってるよね?)
オタクな大泉洋と有村架純の逃避行は『ゾンビランド』や
『ウォームボディーズ』っぽいし、
モールに籠城する生者たちはまんま『ゾンビ』。
人間のエゴイズムが浮彫になる所も
パニック映画のお決まりパターン。
マンガの実写化という空気はほぼ皆無で
割とシリアスな演出もあり食わず嫌いしている方に
是非見ていただきたいです!
純国産じゃないけれど、これを機に
こういう面白い表現もあるよ?もうちょっと冒険してみない?
なんて感じで世界に通用する
邦画が作られるのを切に願ってやみません。
死の淵を彷徨うディカプリオ。
一度死ぬ思いをした者は強い!
苦痛と怒りを言葉に出せず表情だけで訴え掛けるレオ様一度死ぬ思いをした者は強い!
迫真の演技はさすがアカデミー男優賞を取るだけの
説得力がありました。
醜い歴史が露呈されるのは弱肉強食の生活をする大自然の
生物とは異なり、知恵ある人間が
地球の頂点だと思い上がって自滅を辿る
スタート地点だと思うと何だか悲しくなります。
人間同士の争いならともかく母なる大地まで破壊しては
元も子もない。人種問題や価値観に溺れる事なく、
あるがまま優しく素直に日々を過ごす。
リアルな質感。一撃で仕留めず弄ぶようにじゃれてくる熊。
これが全てCGIと言うのだから驚かされます。
熊の一撃で傷つく身体のメイクは「狼男アメリカン」で
リック・ベイカーが手掛けたジャックの顔面のように
生々しく痛々しく、特殊メイクに興味津々な
自分にはたまらないポイントでした。
全体的に痛い場面のテンコ盛り。
流血や人体損壊が沢山出てきますが、嘘偽りのない
ストレートな表現は必要不可欠な描写。
特に馬に乗ったディカプリオを追従するシーンは
「えっ?これはどうやって撮ってるの?」と疑問に感じるほどの
離れ業をやってのけます。過酷な雪山を優しく包み込む
坂本龍一の音楽も抜きん出た素晴らしさ。
人間の生き方の原点を映し出した心に響く傑作。
2時間36分があっと言う間に過ぎていきました。
とにかく雄大なロケーションに酔いしれます。
激しいアクションを交えながら絵本のような美しい景色が
広がる冒険ファンタジー。前作は未見ですが、
前日譚なのですんなりと物語に入り込めます。
普段イングランド訛りなエミリーさんが普通の英語で話すのは
非常に新鮮!その姉ラヴェンナ役のシャーリーズ・セロンの
圧倒的存在感。永遠のライバルな姉妹対決はSF映画の
アレっぽい質感が出ていて思わずクスリとさせられます。
衣装も素晴らしい!金と銀の折り紙みたいで(失礼…)
とっても可愛いし、相方との掛け合いも絶妙なユーモアを
与えていて彼らが出てくる度にほっこりさせられました。
愛は不滅ですね。
『エンド・オブ・キングダム』
舞台をロンドンに移し、やってる事は
前作とほぼ同じなんだけどよりパワーアップした
バニングの無双っぷりが痛快で
前作とほぼ同じなんだけどよりパワーアップした
バニングの無双っぷりが痛快で
「では死ね。」と情け容赦なくテロリストを地獄へ葬り去る
一点の曇りもない戦闘術は失禁寸前の爽快さ!
1作目のキャストが再結集しており、同窓会のようなムードで
「あんたら元気にしてたんだ!」と親近感バリバリ。
1を予習してから見ると面白さが数倍上がりますよ。
一点の曇りもない戦闘術は失禁寸前の爽快さ!
1作目のキャストが再結集しており、同窓会のようなムードで
「あんたら元気にしてたんだ!」と親近感バリバリ。
1を予習してから見ると面白さが数倍上がりますよ。
暇もなくハイスピードで突き進む演出は
前作のフークア監督からバトンタッチした若手の
ババク・ナジャフィがイメージを崩さず
上手く纏め上げており好感が持てました。
重厚な音楽も1作目と同じトレバー・モリス。
忍び寄るテロ集団の恐怖は
カーペンター監督『要塞警察』のような不気味さを
含んでおりショッキングな場面も用意されています。
愛する者のため、国のために命を懸けて護衛する
シークレットサービス。
マイク・バニングはキルスイッチが入ると
誰にも止められない無鉄砲さがあるけど、時折見せる優しさと
頭脳明晰な部分は生身の人間であり、本作を『ダイ・ハード』
みたいな~と比較する人もいるけど、超人じゃない所に
愛着を感じるし絶体絶命の状況に陥ったとしても
「このオッサン一家に一人欲しいな。心強いな!」と
感情移入させてくれるリアルにほど近い
リアルなキャラ設定が素晴らしいと思います。
大統領役のアーロン・エッカートは
よちよち歩きをやめて少し俺も頑張ってみるか!と奮闘する
頼りになる男へ成長しているのも見所の一つ。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で男勝りな
女性隊員ナンスが記憶に新しいシャーロット・ライリー。
オール・ユー~の時とは全く別人なクールビューティーな姿が
素敵でした。トム・ハーディの奥さんだとか。
要所は押えてあるし、何より楽しいって事が
一番大事ですよね。
もう早く続編見たいよ(笑)RPG!!!
食べたいほど愛してる!少女シモーヌはアイドル歌手"R"の
熱狂的ファン。エキセントリックさや周囲が見えなくなる様子は今でいう空気が読めない子かもしれないけど、
十代のピュアな心と胸が張り裂けそうな純愛模様を
ヒロインのデジレー・ノスブッシュが物言わぬ熱演で
妙に納得させられてしまうのがこの映画の凄いところ。
直接的な描写は少ないけれど、見る者の想像力をかき立てる
演出と編集が秀逸!純粋な愛が歪曲されて死肉食へと走る
シモーヌ。小鼻をぴくぴくさせ、涙しながら愛する者の
四肢を切断し自らの血と肉に変え永遠に生き続ける…。
十代の娘にしては手の込んだ発想だけれど、
人を愛するって本来こういう事なのかもしれない?
いや、食べちゃダメだけれど。
80年代前半のドイツの街並みやマットカラーの
自動車を俯瞰で捉えたカットやドリームシークエンスの
撮り方がとても印象的です。
シモーヌが常に携帯しているウォークマンWM-2(1981年製)や
彼女のファッションがとても可愛らしいです。
ラストを覚えていなかったので衝撃を受けました!
意外と怖いかも。。
※初見は90年代にレンタルビデオで。
真昼間にカリフォルニア州で巨大地震が発生。
レスキュー隊員のドウェイン・ジョンソンが操縦するヘリから崩れ落ちるビル群や波打つ大地を最低限の「ユレ」で
ディティールを鮮明に映し出したのは地震を題材にした
映画として画期的な見せ方だと思う。
出していたけど、夜ではなく白昼に激震に襲われ、
いとも簡単に崩壊してゆく街並みを迫力のVFXで追った
思いっきりの良さにはただただ感服するばかり。
誇張表現もあるけれど、二次災害や火事場泥棒の醜さ、
そして津波の恐ろしさなど災害への備えを今一度
見つめ直す機会を与えてくれるひとつの家族と
勇気ある兄弟に的を絞ったディザスター映画の決定版です。
タフな母親と娘の活躍も見所。地震大国日本とは勝手が違う
アメリカの耐震基準は知らないけれど、あんな簡単に
高層ビルが崩壊しちゃうのかなあ?
津波は東日本大震災からの教訓と言うか
影響を強く受けているようで、地震学者の講演シーンに
神奈川新聞提供の実写が登場するほど。
地震計をモチーフにしたエンドロールにCalifornia dreamin'の
カバーが流れるのも素晴らしい!
ブレイク役のアレクサンドラ・ダダリオちゃんが
とってもキュート!胸だって揺れるんだぜ~♪
※初見は2015年9月21日、新宿ピカデリーで。
(劇場では3D上映)
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