こんばんは。
ネズラー通信編集部 編集長です。
折角、編集部ブログを作ったんだから、
ねずみ、についてもっとお話をしていきましょう。
僕はねずみのことなら、
結構、誰にも負けないですよ。
今年のNHKの大河は、
V6岡田准一が主演する
「軍師官兵衛」ですね。
※公式サイト。
http://www1.nhk.or.jp/kanbe/
歴史好き、最近では歴女の皆さんには、
天才軍師であり、
不遇の武将の一人として知られていることが
多いのではないでしょうか。
NHKのスタッフはどのような
黒田官兵衛像を描くのでしょうか。
さて、
V6の岡田君は、
枚方市出身で関西出身のジャニーズの中では
傑出した男前だと個人的に思っています。
関西の方には、
超ひらパー兄さんという顔も知られていますね(笑)
黒田官兵衛の出自については、
随分昔の話なので
不正確で不明瞭な部分が多いですが、
播磨(現在の兵庫県)の人だった、
というのは歴史的な事実のようですね。
兵庫弁と名古屋弁(秀吉とか)で
会話していたのでしょうね。
歴史にお国言葉を強く意識させたのは、
林海象監督の「ジパング」という作品ではないでしょうか。
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映画館で観て、
映像の美しさに惚れ惚れし、
名古屋弁を話す秀吉に大爆笑したものです。
当時、タモリが名古屋弁を
とやかく言ってた時期だったのかもしれないですけど、
実際は、
お互い訛っていたんだろうなぁ、って
感じてみていました。
さて、
その黒田官兵衛さんですが、
姫路や明石の辺りにいたことが
歴史的な事実として知られています。
明石といえば、
子午線ですね!
ねずみ、と馬。
なんということでしょう。
今年の干支の共演です。
子午線が明石に制定されたとき、
日本国民のほとんどは知らなかったそうです。
明石の地元の教師たちが、
『これは大変重要なことだから子供たちに教えていこう』と
立ち上がり、
啓蒙、啓発し、
現在、明石天文台「子午線の街」として知られるように
なりました。
先人たちの努力あって故のことですね。
ここで誤解を一つ皆さんに説いておくと、
明石は子午線の街であって、
標準時という時間の街ではないんです。
ちょうど、よいブログを書いている方が
いらしたので、
ご紹介させて頂きます。
日本標準時のお話ですね。
http://ameblo.jp/japan-tokei-festa/day-20120702.html
私もこの方くらい豊富な知識で文章を書きたいものです。
ちょっとリンク先も観てみると、
『天空に浮かぶ時計。』なんてタイトルを付けるセンスは
きっと書いた方はロマンティックな人なんでしょうね。
僕と友達になってくれないかな。
内容も、プラネタリウムのお話が入っています。
明石の天文台にも
日本一古いプラネタリウムの投影機があります。
これ、欲しいな。
http://ameblo.jp/japan-tokei-festa/entry-11282510923.html
明石に原子時計がないなんて。
ちょっと夢がない話だけど・・・
でも事実ですからね。
明石に原子時計を持ってくればいい、
とも思うのですが、
安全対策もあるのでしょう。
明石は海の街ですし。
その明石。
名前の由来をご存知でしょうか?
明石=赤い石、という意味なんですよ。
ルビーって意味なんです。
ルビーについてはコチラ。
※本当の名前か? 子供の頃の手触りを覚えている人たちへ。
http://ameblo.jp/nezuler/entry-11725714920.html
この記事、すごくアクセスがありました。
皆さん、どこに反応したんでしょう?
宝石の話?
ルビーが好きだから?
僕には解らない。
でも伝えたいことは、
自分で選んだものを愛して欲しいという純粋な気持ち。
恋と同じです。
一目見て、好きになった人を簡単に忘れることができますか?
少女のポエムは、
僕が女性に取材してつくりました。
僕は男なんでね。
話を戻しましょう。
明石市の広報にも載ってました。
http://www.city.akashi.lg.jp/shise/koho/kids/yurai.html
もう少し、簡潔に簡単に僕がリライトしましょう。
明石には、
仲のよい夫婦が住んでいました。
旦那は、鹿に乗って出勤する毎日。
(この辺りが、鹿と日本の神話の密接さを感じさせます)
ある日、奥さんが、悪い夢を観ます。
旦那さんが溺れてしまう夢を。
だから、次の日、奥さんは旦那の出勤を止めるんです。
『今日は、出かけないで!』
でも、旦那はいつも通り鹿に乗って出勤。
いつも通り、鹿に乗って、海に入っていく旦那。
すると、たまたま通りかかった猟師が、
鹿を射殺してしまいます。
奈良でやったら、
動物愛護法ではなく、
無形文化財を破壊したことになり逮捕されます。
鹿は神さまの遣いですからね。
旦那さんは、鹿と共に溺れて亡くなります。
さて、この悲しい物語に教訓めいたものはありません。
しかし、
このときの鹿と旦那さんの血が、
海底の石につき、「赤い石」が生まれたといいます。
これは根拠のない伝説、
そう思われていました。
つい最近まで。
歴史書には、
赤い石を豊臣秀吉がわざわざ見に来たと記録も残っています。
近年の海底調査で、
なんと!姫路よりですが、
明石の海から「赤い石」が発見されたんです。
伝説には真実が眠っている。
近年の歴史学では、
聖書など歴史的なものは
創作ではなく真実である、という見方が一般的です。
当時の人にはそのように見えた、感じた、
ということなんでしょう。
鹿に乗って出勤し、死んでしまった夫。
妻の忠告を聞いていれば、よかったのに。
【観光案内】
明石市魚住鎮座住吉大社
※公式ホームページ。
http://www.sumiyoshijinjya.com/
この神社は海の神さまに
豊漁と平穏を祈るため、
本殿、能楽堂、鳥居が海へ一直線に並ぶ、
大変、珍しい配置をしています。
明石市にお越しの際は
明石市立天文科学館で、
天空の光より美しい人工の星たちに酔いしれ、
(宇宙飛行機の装備品も展示してありますよ。)
明石公園(城址公園ですね)でヒトイキし、
この辺りを長年守ってきた神様にお参りするのも
いいかと思います。
また、明石=タコ、鯛ってイメージですが、
酒蔵も多く、非常に楽しめる街です。
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春色を一足先に。
暖かい季節の到来を祈って。
ネズラー通信編集部(C)
ネズラー通信 編集長