こんにちわ
若手スタッフです
今日の気になったニュースは
世界中で読まれているサリンジャーの作品。
スウェーデンの作家が続編として書いたものを、サリンジャーの弁護士は「著者の許可無く無断で作られた」として著作権侵害で出版社を訴えていた裁判でした。
“無断で”という所がいけなかったんでしょうか
すでに完了しているはずの物語や事件の続きを、別の人間が作品にするというのはとても興味深くて私は好きです
例えば、
作者・主人公、中原みすず。
3億円事件の犯人は女子高生だった。
という設定の「初恋」
¥420
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- 自殺とされていた女性教師の墜落死が殺人だったかもしれない。当時その学校へテストを盗む計画を立てて忍び込んだ高校生。その事件を探ると浮かんでくる3億円の真相。
- ルパンの消息 (光文社文庫)/横山 秀夫
- ¥740
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どちらも3億円事件に関係するミステリ。
また、形は少し違いますが
吾輩はシャーロック・ホームズである (小学館ミステリー21)/柳 広司
¥1,470
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- 夏目漱石がイギリス留学中、自分はシャーロックホームズだと思いこんで事件に挑む。という作品。
- これもまた実際にいた人物を主人公にしたお話し。
フィクションだけども、自分の知っているモノ・コト・ヒトに関する全く違うストーリーというのは、とっつき易く興味も湧きやすいものなんじゃないかと思います
みなさんは「ライ麦畑でつかまえて」を読んでみたいですか
ちなみに。
今年生誕100年ということで太宰治が注目されていますが、サリンジャーに影響を受けたと言われる太宰の文体とライ麦畑のサリンジャー文体。慣れていない私には読みづらく、どちらの著者の作品も読んでいません
女生徒という太宰の作品は、まさにサリンジャー文体&女性らしい行ったり来たりの気持ちが表れてて、読んでいると面倒になってしまいました(^_^;)