リスニング上達に欠かせない、ある意外な能力 - 私の大失敗 | 大人のためのマンツーマン英語教室【SLOW ENGLISH】

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こんにちは、KYOKOです。

梅雨の気配を感じるお天気ですね。

みちばたの紫陽花も少しずつ咲き始めましたよ。





先週の土曜日はリスニング講座を行いました。

今回もステキな方が来てくださいましたよ。


リスニングは苦手とおっしゃるSHIHOさん。

ちょっと難易度の高い課題に、むりやり挑戦してもらいました。


ご本人は、ちょっと苦しそうでしたが、

大丈夫です。

それだけ聞き取れれば大丈夫。



カンタンに聞き取れるレベルを何度もやるより、

少し負荷をかけて、ちょっと無理かもとおもう

レベルに挑戦してみると、ぐーんと力がつきます。

筋トレといっしょ。


一人で練習すると、どうしても甘くなってしまって、

この程度でいいかーとあきらめてしまいますが、

クラスに来れば、いつも以上のちからが発揮できます。




「リエゾンをたくさん覚えたい。

なんども繰り返し聞いていきたいです。」


との感想を頂きました。


そう。やっぱり繰り返し聞こえるまで、

もう無理(!)なところまで、がんばってみてくださいね。

まえよりもずっと分かってきたはず。


クラスではリスニングが上達する秘訣。

いろいろとお話ししましたが、

ちょっと意外かなと思う能力がひとつあります。



それは、推測するちから。 Guessするちからです。


聞き取れなかった部分を、推測で補う。

これはリーディングでも同じ、分からない単語を推測して補う。



前後関係のコンテキストから、推し量るちからが

意外と役に立ちます。


英語に限らず、日本語でも、わたしたちは日々

聞き取れなかった部分を

推測して乗り切っているはずです。



わたしはアメリカから帰ってきた直後、

コンビニで大失敗をしました。


日本のコンビニは美味しいおやつがたくさんあって、

甘さ控えめのプリンなんて最高なんだよね~と、

嬉々として近所のコンビニにプリンを買いに行き、

レジで店員さんの発した一言が聞き取れず、

恥ずかしい思いをしました。


その一言とは…

「すぷーんおつけしますか?」(早口)


3回聞き返して、聞き取れず、おもわず、

「はい」と答えたらなんと!



店員さんは、むっとしながら、

スプーンを袋に入れてくれました。


ああ~あああああ

「スプーン、お付けしますか?」だったのね。


あーびっくりした。

何かと思ったわ。

って、びっくりしたのは店員さんの方だろ。



アメリカ生活がながくて、

プリンなんかそうそう売ってないし、

そもそも、店員さんが親切にスプーンの心配なんか

してくれないし。


まさか、まさか、スプーンを付けてくれる

サービスが存在するとはつゆしらず。

(ていうか、7年の間に忘れた)


これと同じことが英語を聞くときに起きています。


文化を知らない

仕組みを知らない

前後関係がわからない

ので

何を聞かれているのかそもそもわからない。


「論理的に推測するちから」

これを養うことで、分からない単語でも、

フレーズでも、なんとなく意味が通ってきます。



そのためには、やっぱり

練習をたくさんすること。

その時には言葉だけでなく、

文化的バックグラウンドの情報にも

注目することが大事になりますよ。



今日少し勉強して、明日ペラペラにはなりません。

こつこつがんばってみてくださいね。



リスニング講座、次回は6月下旬を予定しています。

もう少し簡単な内容からスタートしようと思っています。

リスニングを本気でがんばりたいひと、

定員2名さまで6月に入ってから募集します。

先行案内を希望される方は、フォームから登録をお願いします。

動画を使ったリスニング講座詳細といあわせ



Have a brilliant Wednesday!

ドキドキドキドキドキドキ