アニキ☆マンマン 第二話 スペシャルゲストあり 補足、更にあり | 「おっちゃん王国」NTG(大人になりきれないおっちゃん)のブログ

アニキ☆マンマン 第二話 スペシャルゲストあり 補足、更にあり

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「おっちゃん王国」作者のNTGです。


はじめて、このブログをご覧の皆様、先にお断りしておきます。

このブログ・・・普段は、「おっちゃん王国」という知的ファンタジック癒し系物語をメインにさせていただいております。

紳士淑女の方々が集い、ステキなひと時を過ごされ、心温まるコメントを残されていかれます。


今回は、特別です。


先日、出演者募集企画の第一弾としまして、今や名女優の名を欲しいままにしておられる「あにき☆」様のデビュー作「アニキ☆マンマン 第一話」を公開させていただきました。

今回は、その続編です。

前回のようなプチサプライズはご用意しておりませんが、少し新しい試みをしたいと思います。

「文章」という、人類が手にした最高最強の武器で、どこまでやれるのか?の挑戦です。

そのため、どうしてもある方の協力が必要となりました。

ご存知の方も多いと思われます。

非常にスペシャルなビッグネームなので、驚かれる方もいらっしゃるかと思われます。

ご紹介します。

漫画家フドー(ビミョー)様です。


かなり強引な出演依頼の甲斐あって、なんとか了解を得ることができました。

別に重症者でもなんでもありませんが、今回のハードな役柄はフドー先生以外にないと強く確信しております。

前置き長くてスミマセン。


今回も長文です、すみません。

でも、一文字も外せないです。(←最初にメイキング逃げ道)



それでは、本編どうぞ。

あにき☆様とフドー先生の夢の共演です。






「グワーーーッ!」


サングラスに黒いスーツ姿の男が吹っ飛んだ。


同じ格好をした体格のいい幾人もの男たちが、すさまじい殺気をみなぎらせている。


その殺気の中に、青白いオーラをまとった一人の男。


目を閉じ、胸の前で両手を合わせ、静かに直立している。


男は微動だにしていないのに、黒づくめの男たちは次々と吹っ飛ばされている。


「がんばれー!ザ・フドー!!


戦場から離れた場所で、チビッ子たちが声の限りに応援している。


「ザ・フドーさま、どうかご無事で・・・」


うら若き乙女や婦人たちは、壮絶な戦いを直視できないのか、下を向いてただ祈るばかりだった。


中には両手で顔を覆っているものもいる。



ヒュンヒュン、ビシッ!


「グボォーーーッ!」


また一人ザ・フドーの攻撃を喰らって吹っ飛んでいった。



「アンマンマン。ザ・フドーのあの攻撃技って・・・」


アニキ☆マンマンは、すでにアンコだけの顔になったアンマンマンに訊ねた。


「ザ・フドーの攻撃は、破壊力もスゴイんですが、とてつもない精神的ダメージを与えるのが特徴なんですわ。


しかし、それゆえ諸刃の剣・・・。


見て下さい。全く効いてないヤツもおるでしょ」


アンマンマンの言うとおり、何人かの男は攻撃を受けても不敵な笑みを浮かべている。


「アニキ☆マンマン、あなたはあの男たちをやっつけといて下さい。


わたしは、ヤツをやりますわ」


「わかったわ。よろしキュン!」


アニキ☆マンマンの全身が七色に輝きだした。


「行くぞ、オザーケン!アン・マーンチ!」


「またしても、アンマンマン、あなたですか」




ヒュンヒュン、ビシッ!ヒュンヒュン、ビシッ!


「ニッケイシンブンデ・レンサーイ!」「ニッケイシンブンデ・レンサーイ!」


「アン・マーンチ!」「そんなへなちょこマンチ効きませんよ」
「アン・マーンチ!」「そんなへなちょこマンチ効きませんよ」
「アン・マーンチ!」「そんなへなちょこマンチ効きませんよ」




正義と悪。


互いのエゴがぶつかり合う、悲壮感漂う壮絶な総力戦だった。




「えーい、このままでは埒(ラチ)があきません。


ザク男(ざくお)の皆さん!


まずはザ・フドーから血祭りにしちゃいましょう。


一斉にかかるのです!」


「了解!ブ・ラジャー!」


ザク男たちが四方八方から一斉に、ザ・フドーに襲いかかった。


アニキ☆マンマンの目に、絶体絶命のザ・フドーの姿が映った・・・。


ドクン!!


「ザ・フドー、あぶない!」


アニキ☆マンマンは、声の限り叫んだ。


カッ!


ザ・フドーの目が見開いた。


鋭い閃光が走る。


「必殺!グレート・マグナム・ローリング・ソ・バットーーー!!


それまで全くその場から動かなかったザ・フドーが、超高速で回転をはじめた。


ギュルギュルギュルーーー!

ビシッ!ビシッ!ビシッ!

ビタッ!ビタッ!ビタッ!

ビタン、ビタン、ビタタン、ペタッ・・・。


ザ・フドーに襲いかかったたくさんのザク男たちが、全て吹っ飛ばされた。


「なんですとーーー!


あれだけのザク男をたった一人で・・・。


ここは一旦引き上げます。


EXI〇Eのレコーディングのとき、他のメンバーが何をしているのか、マジで誰かが教えてくれるまで勝負はお預けです」


いったい誰がそんなことを答えられるのかわからないまま、オザーケンは姿を消した。




一つの戦いが終わった。


アニキ☆マンマンがザ・フドーのもとへ駆け寄ってきた。


「ザ・フドー・・・。すごかったわ。


ううん、あなたってホントにスゴイわ。


いつまでも、そんな格好してたら風邪ひくわよ・・・、ハイ」


「ありがとう、アニキ☆マンマン」


ザ・フドーは手渡された大人用オムツ(ホワイト色)をいそいそと穿き、マグナムをしまった。


今まで自分が戦っていた戦場に目を向けると、


一粒ずつ、つぶあんを拾い集めているアンマンマンがいた。




「アニキ☆マンマン」第二話  - 完 ー


銀河の歴史が また一ページ・・・。(←すんません。大事なん忘れてました)




※本編の最初から、もう一度お読みください。初回と違った楽しみ方ができます。

ザ・フドーの攻撃は、最初から最後まで(ビッグ)マグナムを使用しております。良い子のみんなは真似をしないようにね♪




フドー先生、心より感謝申し上げます。
そして、スンマセン・・・。
ホンマスンマセンフォルテシモ。



表示がおかしくなっていましたので編集しなおしました。
読んでいただいていた方、誠に申し訳ありませんでした。


※フドー先生からご指摘がありましたので、補足として(ビッグ)マグナムとしました。


今回、削除や訂正や補足ばかりで申し訳ござらんです。