大阪2児遺棄事件 - Yahooニュース【8月7日15時7分配信 産経新聞】大阪2児遺棄「なぜ防 | NEWS STAND

大阪2児遺棄事件 - Yahooニュース【8月7日15時7分配信 産経新聞】大阪2児遺棄「なぜ防

Yahooニュース【8月7日15時7分配信 産経新聞】より記事引用

【大阪2児遺棄「なぜ防げなかった」 母たちの怒りの声相次ぐ】



大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人の遺体が見つかった虐待事件は

母親の下村早苗容疑者(23)が逮捕されて6日で1週間。産経新聞には

この間多数のご意見が寄せられたが、中でも亡くなった長女、桜子ちゃん(3)

長男、楓ちゃん(1)と同じ年頃の子供を持つ読者に与えた衝撃は大きい。


「思わずわが子を抱きしめた」「無力な子供を救えるように

誰か、なんとかしてください」。


メールやお便りには、機会がありながら防げなかった事件に対する

悲鳴にも似た言葉がつづられている。


《留守だった? 確認を取れなかった? そんなのおかしい。

確認してくださいよ。間違いだったとしてもいいじゃないですか》

1歳8カ月と5カ月の子供を持つ女性(34)のメールには憤りがあふれている。

事件では、近隣住民が「夜中に『ママー、ママー』と泣いている」などの通報が

3カ月間に4度ありながら、子供たちの存在すら確認できなかった。


2歳と9カ月の娘がいるという母親(28)は

《児童相談所は機会があったはずなのに、なぜもう一歩踏み込めなかったのか》

とその対応を厳しく責め

 
東京都の母親(26)も

《許可なく踏み込めないという壁があったために最悪な結末になった。

一刻も早い法改正を》

と求める。


また

《元夫や親、親族は、正社員の職もない23歳の母親が

一番手のかかる幼児2人を1人で育てられるはずもない

とどうして手を差し伸べなかったのか》
(2歳児を持つシンガポール在住の女性)

 
《今回のママの状況で、身近な人たちは子供がまともに育つと考えたのでしょうか。

どうして母子3人の生活を認めたのか。事件は、家族や親類などの

関係の希薄さが引き金になったのでは》
(2歳7カ月の娘と1歳半の息子がいる39歳主婦)

 
と、若い母親に対する周囲のケアを問題視する声も多い。



一方、

《23歳のとき、予期せぬ妊娠がわかりました》

という2歳女児の母親(26)。

下村容疑者が育児放棄をしながらもブログに子育ての喜びをつづっていたことに対して

《ブログは、子供に興味があって愛情があったからだと思う》

としたうえで、

《私も23、24歳のころは遊んでいる女性がうらやましかった。

彼女も苦しい状況や同年代の女の子を見て『どうして私だけが』という

思いが積み重なったと思う。

1人の時間がほしいと思った若い女の子の気持ちは自然でしょう》

と若い母親の気持ちを代弁する。

しかし

《だとしても、この女性のしたことは許されない》

と断罪。
 
《私は今回の事件で、子育ては母親も父親も平等、子育ては1人ではできない

という認識が深まればいいなと思います》

と望んでいる。


3歳8カ月の長女と7カ月の長男がいるという北海道の母親(35)は

「下村早苗さんへ」と題したメッセージをつづった。


《あなたは取り返しのつかないことをしてしまったのですよ。

天国へ旅立った桜子ちゃん、楓ちゃんはもう二度とあなたの前には現れませんよ。

息絶えるとき、きっとあなたに会いたいと思っていたはずです。

大好きなママに会いたいと思って待ち続けていたはずです。

育児が辛くなったとき、誰でもいいから素直に「辛い」と言えばよかったんです。

誰もあなたを責めたりなんかしなかったはずです。

もしその勇気があれば、2人が天国に行くことはなかったでしょう》

 

最終更新:8月7日15時29分