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英ロンドンを拠点に活動するロックバンド「ＳＬＡＶＥＳ ＴＯ ＧＲＡＶＩＴＹ（スレイヴス・トゥ・グラヴィティ）」が、投資家から集めた８０００万円を元手に１９日、日本でデビューすることが分かった。
スレイヴス・トゥ・グラヴィティは、ボーカルのトミー・グリーソンさん、ベースのトシ・オガワさん、ドラムのジェーソン・トモポロスさん、ギターのマーク・バーニーさんの４人組で、０７年６月に、シングル「ビック・レッド」でインディーズデビュー。同曲の奇抜なミュージックビデオが話題を呼び、英国チャートで４位を記録した。
ロンドンの金融街・シティの投資家らが出資を決めたのは、ボーカルのグリーソンさんの父・ロニーさんが投資で２３億円もの利益を生んだことがきっかけ。「バンドの素晴らしさを知って欲しい」と言うロニーさんの言葉に、総額４５万ポンド（約８０００万円）が集まった。投資家らは今後、バンドが所属する音楽レーベルから配当を受けるという。
来日時期は未定。唯一の日本人メンバーであるオガワさんは「日本でみんなに会える日を楽しみにしてるよ」と話している。アルバム「Ｓｃａｔｔｅｒ Ｔｈｅ Ｃｒｏｗ （スキャター・ザ・クロウ）」は１３曲入りで、１９日に発売される。２５００円。【西村綾乃】
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