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ハリウッドで最も多忙な監督の１人、ギレルモ・デル・トロが、今度は「ピノキオ」のストップモーション・アニメ化を進めていることが明らかになった。デル・トロ自身が、ホラーやスプラッター映画を紹介することなどで知られるウェブサイト「Bloodydisgusting.com」のインタビュー内で明かしたもので、「ピノキオ」のダークな側面が強調される作品になるようだ。
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デル・トロが総指揮をとり、ジム・ヘンソンCo.（JHC）の代表ブライアン・ヘンソンとリサ・ヘンソン、副社長のジェイソン・ラストがプロデュースを、2002年版「ピノキオ」の作家であるグリス・グリムリーとアダム・パリッシュ・キングが監督を手がける。現在、デル・トロとグリムリーが脚本執筆を進めており、完成までには約３年かかるという。
ピノキオは、19世紀にカルロ・コッローディの童話「ピノッキオの冒険」の主人公として誕生。その後、1940年にウォルト・ディズニーが最初の長編アニメ映画『ピノキオ』を製作した。 1990年代前半には、フランシス・フォード・コッポラが米ワーナー・ブラザースとともに「ピノキオ」の映画化を試みたが、企画が滞り、コッポラがワーナーに対して訴訟を起こす騒ぎにまで発展。最終的に、コッポラに対して2000万ドルの賠償金が認められる結果となった。
デル・トロは今回の「ピノキオ」プロジェクトのほかに、膨大な数の企画を進めているが（９月５日関連記事）、興味の対象は尽きないようだ。
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