『ハンサム★スーツ』地方強く興収10億目指す | 芸能ニュースタレントニュース大好きのエンターテイメント情報ブログ

芸能ニュースタレントニュース大好きのエンターテイメント情報ブログ

エンターテイメント情報ニュースの紹介ブログです。今話題のタレント・芸能人のニュースや裏話、秘密の○○○ネタなどもてんこ盛り。最近のビックな話題を毎日更新中


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000000-vari-ent

 谷原章介、「ドランクドラゴン」の塚地武雅ダブル主演のコメディ映画『ハンサム★スーツ』が、独特の興行を展開している。今月1日(土)に全国233スクリーンで封切られ、公開3日間で興行収入2億1000万円を記録。7日(金)までの1週間では、3億円前後が見込まれる。20~30代の女性、カップルに加え、地方ではファミリー層も目立つ。

『ハンサム★スーツ』の1シーン

 特徴的なのが、都会より地方の健闘ぶりが目立つことだ。3日間では、都市部の上映館のシェアが28%。東京・渋谷のシネクイントなどミニシアターを中心に編成した単館拡大の興行形態で、都会中心の興行になることが多い。しかし、都市部のシェアがそれほど高くなく、東京でも渋谷より池袋(HUMAXシネマ)の方がいい成績を出している。

 これは、わかりやすい設定、コテコテの笑いに関心のある地方の若者、ファミリー層からは、ある程度の支持を得ているといえる。

 HUMAXシネマの関係者は「本当はもっと期待していた面もあったのですが、まずは健闘の出足です。もともと池袋は、泥臭い内容の作品が強いんですね。都心といえども、地方的なにおいのある地域ですから、そうしたことが『ハンサム~』という作品と合っている気がしますね」と語る。こうした声がある一方で、最先端のファッションに身を包んだ20代の女性の集客力が圧倒的に強い渋谷の上映館では、どうしても観客の幅が狭くなり、少し物足りないスタートとなっている。

 配給のアスミック・エースでは、「確かに、どちらかといえば都会感覚の色が強かったこれまでの弊社配給作品とは、かなり違った興行展開になっているのは事実です。ただ、映画を見た人は、見る前とは印象がかなり違うのではないでしょうか。泥臭い設定、笑いだけではない中身の充実感がある作品なので、今後の口コミに期待したいですね」と語る。

 同社は今年、『西の魔女が死んだ』(興収5億円前後)や『グーグーだって猫である』(同4億円前後)などの邦画を公開。『ハンサム~』は今のところ、10億円前後が一つの目安という。ただし、その数字に到達するためには、やはり今後の口コミが重要なポイントになってくるだろう。同社にとって、全く新しいジャンルとも言える作品だけに、今後の展開が大いに注目される。

■関連記事
谷原&佐田ラブシーンに英監督「ウヒョー」 (2008/11/01)
ハラショー&塚地キスのプレゼントに「幸せ~」 (2008/10/29)
『ハンサム★スーツ』などの3-DCG技術者集結 (2008/10/20)
ハラショー、佐田、北川がファッションショー参加 (2008/09/06)
渡辺美里の名曲が『ハンサム★スーツ』で復活 (2008/08/06)