松野官房長官(以下松野)「アメリカには結構強気ですね。嫌いなんですか？」
鳩山首相(以下鳩山)「嫌いだったら，アメリカには留学してません」
松野「じゃあ，どうして？」
鳩山「実は……」
(回想開始)
鳩山「なぁ，いいだろ？」
幸夫人「ダメ！ だってあなた，最近冷たかったじゃない」
鳩山「ごめん。あとで，冬ソナと東方神起のＤＶＤ買ってあげるから」
幸夫人「本当に？」
鳩山「ああ，本当さ」
(回想終了)
鳩山「みたいな事がありまして……」
松野「なるほど，それで夫婦関係を日米関係に例えたわけですか」
鳩山「アナロジーの次はエコロジー，その次は……」
松野「財務テクノロジー，略して財テクです」
鳩山「いや，自民党ほどじゃありませんよ」
松野「聞きましたよ。資産が１４億もあるそうじゃないですか」
鳩山「それは祖父から代々受け継いだ財産で……」
松野「それだけじゃありません。ブリジストン株全て売れば，５０億以上になるって……。さすが，名門スタンフォード大学院で経営工学のＰｈ.Ｄを取得しただけの事はあります」
鳩山「でも，売却はしませんよ」
松野「どうしてです？」
鳩山「財界と交流を深めると同時に，監視するのが目的ですから」
松野「くれぐれも，癒着する事のないように」
鳩山「はい」
鳩山首相は決してアメリカを嫌っているわけではない。
これも一種の駆け引きなのかも知れない。
※この日記はフィクションです。
