小泉「ふぉあたぁっ!」
カメラマン「ぐばっ」
カメラマンが倒れる。
小泉「北斗、千手壊拳! あたたたたたたたたたたたた、あたぁ!」
カメラマン「があああ!」
小泉「お前はもう、死んでいる」
カメラマン「や、やめてぇ!」
小泉「なーんてな」
カメラマン「え?」
小泉「死なないように手加減してあげたよ」
カメラマン「いくらなんでも酷いじゃないですか! いきなり殴りかかってくるなんて!」
小泉「君達マスコミがね、息子の事を余り良く取り上げてくれないから、こっちは気分が悪いんだよ」
カメラマン「十分取り上げてるじゃないですか! 名門コロンビア大学院を卒業後、アメリカのシンクタンクにご就職されたエリートだと」
小泉「もっとこう、サプライズが欲しかったな」
カメラマン「例えば?」
小泉「“真・小泉チルドレン決定戦、孝太郎VS進次郎”とか」
カメラマン「わかりました、それ頂きます!」
小泉「頼むよ、本当に」
カメラマン「ところで、引退後はどうされるおつもりですか?」
小泉「これから世界の猛者達を相手に戦ってくる。最強の称号を目指してな」
カメラマン「武者修行の旅ですか?」
小泉「外遊さ」
カメラマン「最初はどこの国を訪問されるおつもりですか?」
小泉「ロシアかな。プーチンは柔道5段でかなりの強敵だ。なんせ奴は、猛虎を素手で倒す程のツワモノらしいからな」
カメラマン「最後に一言お願いします!」
小泉「人生色々、息子も色々、外遊も色々」
小泉は右手を高々と振りながら、その場を後にした。
小泉の拳スタート!
※この日記はフィクションです。