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2016年3月20日(日)「維新政党・新風」が川崎市で街宣を行い、其れに対し反差別を訴える仲間が「維新政党・新風」の関係者に殴る蹴るの暴行を受けた。仲間とは男組のメンバーでもあり、全憂会議のメンバーでもある。

「維新政党・新風」の代表、鈴木信行は関与を否定しているが、関係性はSNSやTVなどで動画が拡散されており明白である。ここで「維新政党・新風」とはなんなのか説明しておく。

思想は極右で在特会らと何ら変わらない人種差別団体であり、政党としては1人も当選していない。今年の参議院議員選挙に代表である鈴木信行が出馬すると自身のブログなどで表明している。

何故、右派である「維新政党・新風」が人種差別をするのか我々は不思議でしょうがない。本来なら、右派こそが反差別を唱えるのが当たり前であろう。冒頭で述べた川崎暴行事件の加害者も神奈川県川崎市の右翼団体だとわかっている。

いつから右翼や右派、保守は自らを否定する人種差別をするようになったのだろう。それはインターネットの普及で簡単に色々な情報が入ってくるようになったからだろう。

然も、インターネットのソースはデマが多く、其れを恰も実際にあったことのように信じてしまいそのデマをSNSなどで拡散し、差別主義者が生まれる構図が原因である。

一方で、去年の流行語大賞にもノミネートされた『ヘイトスピーチ』の定義を説明するために一次ソースを提示しても「それはデマだ。」と云って差別主義者は理解しない。
要するに思想信条がないのである。

日本は過去に領土拡大のために朝鮮半島(日韓併合)や満洲、東南アジアなどの国々を植民地にしていった。
大東亜戦争で敗北したあと、米国のGHQに日本が支配され、当たり前のことだが朝鮮半島や満洲、東南アジアなどの植民地を放棄させられた。

敗戦前、朝鮮半島は大日本帝国であり、同じ日本人であった。同じ日本国籍を持つのは当然である。朝鮮半島から日本列島に来た日本人もいれば、大日本帝国から朝鮮半島に行った日本人もいる。
日本に住んでいた、働いていた、商売をしていた同じ日本人が、今の在日韓国人であり、在日朝鮮人である。もちろん、朝鮮半島に帰る人もいれば、日本列島に残った人がいる。日本列島に残った人が所謂、在日である。
そして昔も今も在日差別は存在しているのにも関わらず、在特会らは「在日特権」があると主張している。
日本人以上に特権を持てるわけがないのは紛れも無い事実であるが、あるとすれば在日米軍だけだと我々は思う。
日韓は領土問題などで、確かに拗れているが、それを在日に対し、「竹島返せ!」「仏像返せ!」「東京湾に叩き込め!」「日本が嫌なら出て行け!」と在特会らは主張し、「ヘイトスピーチ」をしているのだ。

韓国や北朝鮮、韓国大使館、韓国領事館、民団、朝鮮総連などに「竹島返せ!」「仏像返せ!」「打倒金王朝」と云うなら理解できるが、一般の普通に日本に暮らす在日にそれを云うのは筋違いである。

我々男組は差別で苦しんでいる、傷つけられている在日外国人を護るために活動しているわけではないが、同じ人間が傷つけられているのを黙って見過ごす訳にはいかない。

多くの日本人にこの事実を理解して頂きたいと切に願うばかりである。
そして「私には関係ない。」「どっちもどっちだよ。」などと思わないでほしい。最後になるが、民族差別団体「維新政党・新風」の代表である鈴木信行は即刻辞任せよ!


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男組一同