④　不登校・ひきこもり解決：　その本当の理由と効果的な子どもとの接し方とは？

(一部添削、再掲)

おはようございます。

(③の続きです。)

【お子さんの心の辛さの解消をするためにお母さんはどうすれば良いのか】

まずは、ちょっと復習です。

このシリーズの②では、

【子どもは心が辛いときには学校から逃げようとする】　

が、それは学校にいけないでいるお子さんの心のなかには

“学校が恐いというトラウマ”が

できているためである、という内容でした。

又、前回のシリーズ③では、

【不登校・ひきこもりは異常でも病気でもなく、子どもの正常で自然な反応】

であること、お子さんが

“自分自身を辛いことから守るため”ために

不登校になっている、といいうことをご説明しました。

前回の本シリーズ③では、

お母さんがご理解しやすいように、

お子さんが学校にいけないでいる本当の理由、

お子さんの心のなかでおこっている心理的なプロセスを

簡単なフローチャートでご説明しています。

その中でも、お子さんが元気になるプロセスは次の部分ですね。

　　　　　　　　　　　　
子どもの“心の辛さ”をなくすと子どもの元気が復活しはじめる
　　　　　　　　　　　　↓
子どもの元気が復活してくると“子どもの本能”（潜在的な能力）が動き出す
　　　　　　　　　　　　↓
子どもの本能が動き出すと、再び知りたい、学びたい、学校に行きたいと思うようになる

それでは、次に不登校・ひきこもり状態にある

お子さんの心の辛さを解消し、

学校が恐いというトラウマを

お子さんの心から除去していくために

お母さんはどうすればよいのか見ていきましょう。

お母さんがご家庭でできる、

お子さんの“学校が恐いというトラウマ”と

心の辛さをなくす４つの秘訣

は次のとおりです。

１．お母さんが「学校に行かなくてもいいよ」と宣言する

２．お子さんの要求を100%満たしてあげる

３．気になるお子さんの言動を見ない、何も言わない。お母さん笑顔で接すること

４．常にお子さんの辛い心に共感し、スキンシップをしてあげる

上記のポイントは、

脳科学の視点から不登校・ひきこもりを研究され、

心療内科医として、またカウンセラーとして、

長年、不登校・ひきこもり問題に取り組んでこられた

赤沼医師のアドバイスの重要な部分で、

とても効果的なものです。

（詳しくは赤沼侃史・心療内科医の「登校拒否研究室」をご覧くださいね。とても勉強になりますよ。）

しかし、上記のポイントのみでは、

子どもに具体的にどう対応すればいいのかわからない

というお母さんもおられるかも知れませんね。

別記事で、心理カウンセラーとしての

私なりの理解を加えてかみくだいて

書いていきたいと思います。

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