『模索』



次への何かを模索している

何かが与えられる気がしてならないから

何かが生み出される気がしてならないから





そんな時は、

アンテナを張って、周りの音に敏感になっている

ちょっとした変化が気にもなる

ちょっとした知らせが気にかかる




これかもしれない

あれかもしれない

何か、次の答えを見つけようとしている

起こってきていることへの答えや意味を探し求めている





ちょっとワクワクしながら、

微妙な期待感を抱きながら、




その間に起こる様々な事々の中には、

自分が試されるようなことも起こってくる

この試練を越えられたら、褒美をあげよう

何かそんな感じさえする





だから今までにないような試練も味わされる

同時に無意識にその答えを探し続けている

予想を遥かに超える結果となって目の前に現れることもある

しかし、その直前には考えられないほどの極致の試練を通過させられたりする





でも、だから納得できる

プラスマイナスゼロだから

うまくできている

得るためには失うものも必要なのだ

得るためには与えることが不可欠なのだ


そして、得ようということすら忘れるほどの極致を超えさせられた、その直後に奇跡は起こる

プラスマイナスゼロになることだから奇跡ではないのだが、

起こったことだけを見ると、まさに奇跡的と思えることが起こる




どんなドラマになるかは今は予想もつかない

ただ、今は、次への何かを探し求め、ひたすら模索している

流れに身を任せながら

流れに身を委ねながら


そして、内なる声に、耳を傾けながら