出会いの時

出会った時

一瞬の差で出会えなかったかもしれないのに

その一瞬の差で出会ってしまった


何かの間違いだったかも

神様のいたずらかも



その時、どちらかが横を向いていたら、きっと気付かず通りすぎていた

あの時、信号を一つ待っていたら、きっと出会ってなかった

そんな一瞬の魔法のような出会い

何億通りもある中からのただ一通りの出会い方


映画のシーンにも見劣りしない

ドラマよりもドラマチックな

奇跡かもしれないような

そんな出会い



でも悲しい結末になる出会いもある

出会わなきゃ良かったとさえ思わせる出会いもある

何の運命なのか

運が悪いというだけなのか



すべての出会いに意味がある

すべての出会いに可能性がある



一瞬の出会い

一瞬の偶然

いや偶然ではない

いつもその時必要だから出会わされているのだ

その必要性は自分の意識に感じられるものではなく、


自分の魂の奥深くの見えない力が欲しているのである



そう、この魂を光輝かせるために