今、持っている物

思い切り捨ててみよう

思い切り捨てて、軽くなってみよう

重たい持ち物が多すぎるよ

いらない持ち物が多すぎるよ

いつか必要、なんて物は、いつになったって必要になんかなりはしない

なければ不安、なんて物が、本当に自分を満たしてくれていたのだろうか




裸で生まれてきたのに、

いつしかたくさんの物に囲まれて生きている

それはまるで、自分の要塞みたい

周りからの攻撃に備えているかのよう




何にもなくたって、光はただで浴びれるし、

花の香りもただで嗅げるし、

鳥の羽ばたく姿もただで楽しめる。

おいしい空気もいつまでも用意されている。

夜空の星は、もっと間近に感じられるかもしれないし、

人の温かさも、もっと身近に感じられるかもしれない。





手放したくないものがあるほど、

人は、自分の世界を小さくしているのかもしれない。

実は大切だと思っていた物ほど、自分の心を固く縛っているのだ。

かき集めては、誰にも渡さずにいたものを、誰かのために無条件に手放してみるほどに、

人は、新しい感動や見失っていた喜びを知っていくのかもしれない。





そして、お金や物なんてものは、自然に巡り巡ってくるものだって、ようやく気付かされる。

お金では決して買えない、手に入れられない、そんな素晴らしい宝が、この世界には準備されているのに、

誰も間違ったことしか教えてくれないもんだから、

みんなで、知らずに、物やお金ばかり追っかけている。




思い切り捨ててみよう。

思い切り失くしてみよう。

思い切り与えてしまおう。

あれもこれも思い切り。

 

 


この宇宙を包み込むほどの大きな愛と、

雨風をしのげるほどの空間があれば、


きっと楽しく、そして強く、

逆に、余計な不安もなくなり、将来の生活を守るためだけにただ生きるということもなく、

本当の人生を謳歌できるのかもしれない。





いっそ思いっ切り捨ててみよう。

その時、初めて見えてくる何かが、あなたを根底から変えていく。