同じ所にたどり着くのにも

それぞれのルートがある

逆に言えば、全く違う道に進みながら、

最後、気が付いたら、同じ所にたどり着いている



どうして?

きっと、心の奥底にある思いが、そこに向かっていたのかもしれない



しかし、今、同じ所にたどり着いたと思ったら

誰が、お山の大将になるかで争っている

俺が、俺が、で争っている





なぜ、力を合わせられないのか

なぜ、名を取りたがるのか

なぜ、その位置にこだわるのか

それが目的で、この山を登り始めたのではなかったんじゃないの?





今、それぞれのルートで登り切った人たちが、結集する時が来た

力を合わせる時が来た




だって、この山は誰のもの?



誰のものでもあり、


かつ、

誰かのものでもない