ネイティブ
5月7日(土)O田君の天ぷらカー(ガソリンの代わりに廃油で走る、被災地でも天ぷらカー大活躍したそう)で福岡へ
途中、R太郎君の家へ
R太郎君の親父さんはカヤックのパドルや皮舟を作る職人さんで(林太郎君も今修行中である)工房や珍しい道具や作品？を見せていただいた
印象に残ったのはアラスカとカムチャッカの間にあるアリューション列島の先住民族、アリュート族の話
アリュートとは白人がつけた名称で自身の名称はウナンガン
17世紀までに主にアザラシやラッコの海獣狩猟を生業として約25000人が暮らしていた
1728年ロシア帝国のビョートル大帝がロシア海軍に勤務するデンマーク人ビスト・ベーリングにロシアとアラスカが陸続きに成っているか北洋探検の命令書を渡した
その後再び本格的に1741年6月にロシア政府は探検を命じる
ベーリングの船は航海中に大嵐にあい大破してコマンダー島に座礁、船員達はその小島で越冬の決意をした
島の先住民ウナンガン達は船員達にラッコやアザラシの毛皮のコートを作って与えた
翌年の春、船員達は船を修復、毛皮のコートを国に持ち帰ったところ、その毛皮が高利益を生んだ
そこからロシアの毛皮貿易が始まりラッコ、アザラシの乱獲無法時代が訪れる
1743年～1783年はウナンガンにとって受難の無法の海となった
この乱獲に始まりロシアやその後のアメリカは先住民族であるウナンガンから海や猟場だけでなく土地や文化、言語さえも奪った
ウナンガンは海洋民族で木で骨組みを作り動物の皮を張った皮舟、バイダルカと呼ばれる特殊なカヌーを作る、そしてまさに｢生きるために｣舟を漕いでいた
そして魂は今も受け継がれている
というわけで福岡市内九電前へ
九電前では4月20日頃から19日間脱原発の座り込みが続けられていて、この日も夜10時過ぎにもかかわらず数人がブースで通行する人達にメッセージを送っていた
関東から避難してきた女性もいた
佐賀にある玄海原発、鹿児島にある川内原発
玄海原発では福島第一原発3号基と同じくプルサーマルが行われている
挨拶をすませO田君と福岡の夜の街へ
初めての博多
とりあえず銭湯のお母さんに教えてもらったラーメン屋さんで空腹を満たし、川沿いに並ぶ中洲の屋台の賑わいを眺めながらぶらぶら
風が心地好い
橋の上にはジャグラーやストリートミュージシャン
今度来るときは歌いに来よ
けど今夜は初めての博多の街を素直に喜べず、なんか疲れたので九電前に戻りテントで就寝
5月8日(日)
昼前、街の中心にある警固公園へ
時が近づくにつれ人々が集まってくる
脱原発！サウンドデモin福岡
2台のサウンドカーに思い思いの楽器や鳴り物や、思い思いの衣装や旗やプラカードや
福島や関東から避難してきている人達も
街をゆっくり行進しながらバカデカイ音に乗せて街行く人達に脱原発！のメッセージを送る
1000人近くの人達が集まって長い行列を作った
ちなみに前日の渋谷デモでは1万人の人達が集まったそう、地元名古屋や被災地福島や各地でもデモ
狂った大人達が響かせる原子力発電所推進の狂音が鳴り止むまで日本各地で受け継がれた魂の行進は続く
｢神が叩かれる太鼓のリズムからはずれるとき、人は平和や愛のリズムからはずれる｣ネイティブアメリカン、シャイアン族の言葉
平和や愛のリズムを打ち鳴らせ
そうしている間にも平和や愛のリズムからはずれていくように福島第一原発では未だ最悪の事態へと事が進んでいく
8日20時の福島第一原発1号機、二重扉開放の際、放出放射線量数値5億ベクレル、保安員｢周辺に影響なし｣
5億ベクレル…影響ないわけないだろ
3号機の温度上昇がとまらない、8日午前1時16分から1時33分までの深夜の黒煙は何？
今更言うまでもないが3号機はプルサーマルMOX燃料
燃料が崩れ圧力容器の底に落ちた？
過熱が進み、融解が再度起きた可能性有り
この時以降福島第一原発のライブカメラは配信停止
？？？
そして福島では政府が容認した｢人殺し｣がゆっくりと進行している
特に子供を持つお母さん達へ、なるべく早く逃げて
今の行動が子供達の未来を変える、子供達の命を救うのだから
そして今日知ったこと
昨秋から日米共同で核廃棄物処理施設をモンゴルに建設する計画を極秘に進めていたことがわかった
モンゴルは文化的にチベットとの関わりが深い国、首都ウランバートル
ちなみにモンゴルには世界最大とも言われるウランが眠っている
1992年モンゴル人民共和国からモンゴル国へと改称、新憲法を制定し、社会主義を完全に放棄。ただしこの民主化プロセスにおいては国際援助機関の関与により当初の趣旨が曲げられ、アメリカ型の極端な資本主義の導入に繋がったとの見解もある。資本主義化15年を経過した現在、貧富の差の拡大が国家的問題となっている。また社会主義時代から官僚の汚職体質は民主化以後むしろ悪化している
アメリカ型…
そしてどこかの国のやられ方に似ている
日本の政府や官僚ってのはほんと…自分達のルーツにさえ兄弟にさえ唾を吐く、唾ならまだしも…これ考えたら無茶苦茶悲しいこと
モンゴロイドの魂が今ほんとに立ち上がる時がきたのだと思う
ルーツを守るためにも日本が脱原発の方向へ変わっていく必要がある
スケスケの街で思う、俺達はネイティブだと
そんなわけで…
新曲作ろ
途中、R太郎君の家へ
R太郎君の親父さんはカヤックのパドルや皮舟を作る職人さんで(林太郎君も今修行中である)工房や珍しい道具や作品？を見せていただいた
印象に残ったのはアラスカとカムチャッカの間にあるアリューション列島の先住民族、アリュート族の話
アリュートとは白人がつけた名称で自身の名称はウナンガン
17世紀までに主にアザラシやラッコの海獣狩猟を生業として約25000人が暮らしていた
1728年ロシア帝国のビョートル大帝がロシア海軍に勤務するデンマーク人ビスト・ベーリングにロシアとアラスカが陸続きに成っているか北洋探検の命令書を渡した
その後再び本格的に1741年6月にロシア政府は探検を命じる
ベーリングの船は航海中に大嵐にあい大破してコマンダー島に座礁、船員達はその小島で越冬の決意をした
島の先住民ウナンガン達は船員達にラッコやアザラシの毛皮のコートを作って与えた
翌年の春、船員達は船を修復、毛皮のコートを国に持ち帰ったところ、その毛皮が高利益を生んだ
そこからロシアの毛皮貿易が始まりラッコ、アザラシの乱獲無法時代が訪れる
1743年～1783年はウナンガンにとって受難の無法の海となった
この乱獲に始まりロシアやその後のアメリカは先住民族であるウナンガンから海や猟場だけでなく土地や文化、言語さえも奪った
ウナンガンは海洋民族で木で骨組みを作り動物の皮を張った皮舟、バイダルカと呼ばれる特殊なカヌーを作る、そしてまさに｢生きるために｣舟を漕いでいた
そして魂は今も受け継がれている
というわけで福岡市内九電前へ
九電前では4月20日頃から19日間脱原発の座り込みが続けられていて、この日も夜10時過ぎにもかかわらず数人がブースで通行する人達にメッセージを送っていた
関東から避難してきた女性もいた
佐賀にある玄海原発、鹿児島にある川内原発
玄海原発では福島第一原発3号基と同じくプルサーマルが行われている
挨拶をすませO田君と福岡の夜の街へ
初めての博多
とりあえず銭湯のお母さんに教えてもらったラーメン屋さんで空腹を満たし、川沿いに並ぶ中洲の屋台の賑わいを眺めながらぶらぶら
風が心地好い
橋の上にはジャグラーやストリートミュージシャン
今度来るときは歌いに来よ
けど今夜は初めての博多の街を素直に喜べず、なんか疲れたので九電前に戻りテントで就寝
5月8日(日)
昼前、街の中心にある警固公園へ
時が近づくにつれ人々が集まってくる
脱原発！サウンドデモin福岡
2台のサウンドカーに思い思いの楽器や鳴り物や、思い思いの衣装や旗やプラカードや
福島や関東から避難してきている人達も
街をゆっくり行進しながらバカデカイ音に乗せて街行く人達に脱原発！のメッセージを送る
1000人近くの人達が集まって長い行列を作った
ちなみに前日の渋谷デモでは1万人の人達が集まったそう、地元名古屋や被災地福島や各地でもデモ
狂った大人達が響かせる原子力発電所推進の狂音が鳴り止むまで日本各地で受け継がれた魂の行進は続く
｢神が叩かれる太鼓のリズムからはずれるとき、人は平和や愛のリズムからはずれる｣ネイティブアメリカン、シャイアン族の言葉
平和や愛のリズムを打ち鳴らせ
そうしている間にも平和や愛のリズムからはずれていくように福島第一原発では未だ最悪の事態へと事が進んでいく
8日20時の福島第一原発1号機、二重扉開放の際、放出放射線量数値5億ベクレル、保安員｢周辺に影響なし｣
5億ベクレル…影響ないわけないだろ
3号機の温度上昇がとまらない、8日午前1時16分から1時33分までの深夜の黒煙は何？
今更言うまでもないが3号機はプルサーマルMOX燃料
燃料が崩れ圧力容器の底に落ちた？
過熱が進み、融解が再度起きた可能性有り
この時以降福島第一原発のライブカメラは配信停止
？？？
そして福島では政府が容認した｢人殺し｣がゆっくりと進行している
特に子供を持つお母さん達へ、なるべく早く逃げて
今の行動が子供達の未来を変える、子供達の命を救うのだから
そして今日知ったこと
昨秋から日米共同で核廃棄物処理施設をモンゴルに建設する計画を極秘に進めていたことがわかった
モンゴルは文化的にチベットとの関わりが深い国、首都ウランバートル
ちなみにモンゴルには世界最大とも言われるウランが眠っている
1992年モンゴル人民共和国からモンゴル国へと改称、新憲法を制定し、社会主義を完全に放棄。ただしこの民主化プロセスにおいては国際援助機関の関与により当初の趣旨が曲げられ、アメリカ型の極端な資本主義の導入に繋がったとの見解もある。資本主義化15年を経過した現在、貧富の差の拡大が国家的問題となっている。また社会主義時代から官僚の汚職体質は民主化以後むしろ悪化している
アメリカ型…
そしてどこかの国のやられ方に似ている
日本の政府や官僚ってのはほんと…自分達のルーツにさえ兄弟にさえ唾を吐く、唾ならまだしも…これ考えたら無茶苦茶悲しいこと
モンゴロイドの魂が今ほんとに立ち上がる時がきたのだと思う
ルーツを守るためにも日本が脱原発の方向へ変わっていく必要がある
スケスケの街で思う、俺達はネイティブだと
そんなわけで…
新曲作ろ
