紀伊半島ぐるり旅2 | ありきたりのPeaceをうたえ

紀伊半島ぐるり旅2

3月25日(雨のち冬)

紀伊勝浦、国道24号線に出てヒッチ開始 相変わらずの雨

30分もしないうちに一台の軽トラが停まる

「三重県の鵜殿までだけど乗ってくか?」

ギターは荷台のマットの下、リュックは雨さらしで荷台へ

土建屋風のおじさんは坊やんさん60歳

坊やんさんは若い頃日本各地を野宿したりして渡り歩いていた

俺を見てその当時の自分とオーバーラップしたらしい

いろいろ話を聞いていたら男の中の男という感じの人だった

「別に兄ちゃんに義理があるわけじゃないんだが…」と自分の家を通り過ぎて「尾鷲のドライブインなら車ようさん停まるから」と尾鷲まで

「えー!むっちゃ遠くなってしまいますよ」と言うと「気にせんでええ、雨で仕事はよ終わったし家帰ってもゴロゴロするかパチンコ行くだけだわ」と

そして「車停まってなかったわ」と紀伊長島の道の駅まで送ってくれた

坊やんさんの車窓から見える風景を眺めながら2008年9月兵太君、兄の弾兵衛さんに車で送ってもらったときのことを思いだした(2008年9月16日17日日記参照)

七里ヶ浜や、獅子岩や、ウミガメふれあいパークや…

昨年、熊野灘で沈んだタンカーは未だそのまま残されていた

途中、坊やんさんが「ちょっと待っとれ、美味いもん買うてくるわ」と焼きまんじゅうを買ってきてくれた

焼きまんじゅう1個50円を合計年齢100歳の2人で1個づつ

こういうのいいな

あつあつあんこでほっぺが落ちた

紀伊長島の道の駅でお礼を言って車を見送る

坊やんさんありがとうございました

道の駅で1時間ほどゆっくりして夕方17時再びヒッチ開始

「俺も松阪まで行くねん」と軽自動車のおじさん

おじさんは釣り餌の卸売の会社の社長さん

おじさんと言っても俺の6つ上なのだが

社長さんは仕事の関係で和歌山の田辺から車を走らせてきたらしい

もともとは上京して銀行マンをしていたのだがいろいろな流れがあり渋々?地元に戻り家業をつぐことに

人生はどこで何があるかわからんよと言っていた

仕事で日本全国を駆け巡るおじさんの話を聞きながら2時間くらいで松阪到着

ほんとありがとうございました

おぉ!紀伊半島ぐるり旅完結

そして寒い!なぜにこんなに寒いのか?

雨は上がったけど冬到来

車を見送りとりあえず銭湯へ

松阪の銭湯は素敵なとこだったんだよね

充分に温まって、24時間スーパー「オークワ」へ

半額になった弁当を食べて腹ごしらえ

いざ!と歩きだしたところ「ノブさーん!」

27日の主催である剛兵太君とバッタリ!

日記を書くまで松阪にいること内緒にしようと思ってたけど見つかっちゃった

27日よろしくです

そして松阪の繁華街、愛宕町で路上

寒かったけど暖かい町でした

そして明日27日はいよいよです

3月27日(土)
松阪市68(ROCKEIGHT)BAR(三重県松阪市石津町311-2、tel0598530608)

第九回「アコースティックな馬鹿達」

OPEN20:30 START21:00

Ticket¥1000(1drink)

act
剛兵太
429
酒楽道
Miki(大阪)
稲造(岐阜)
New Oriental Brazil

独特の緊張感、ぜひ体感してみてください

話変わって祝島では連日の中電上陸阻止が続いている

28年の経緯を考えれば当然のこと

みなさんご苦労様です

ビルゲイツやらオバマやらこの国の総理大臣やらみんな頭狂ってるよ

みんな何に操れてんだろーね得意げ