なごやんのBCL史(56)ヴァイキングの末裔・・・か? | (新)なごやん

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名古屋からJリーグ アルビレックス新潟に熱い思いを送ります。旺盛な好奇心そのままに、アルビネタに留まらず、鉄道、芸術、SWL(短波・海外放送受信)、昆虫、等々、思いつくまま書いていきます。
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 ようやくBCL史を再開しました。この機会に図を少し大きめにします。

 

 その前に、鹿島アントラーズサポーターの皆さん、

    年間優勝おめでとうございます。

     第1レグのあの主審のワケワカランPKを跳ね除けての第2レグの戦いでしたね。

            その意味で、鹿島優勝はよかったと思います。

 

 さて、本題。今回はヨーロッパの順番でデンマークの放送です。

 

【背景】

 デンマークはユトランド半島の大部分を占め、もしかするとそこだけが国土かと思われがちですが、実際には多くの島嶼を抱え、ボーンホルム島などはバルト海の中にまで食い入っています。もっとも、世界最大の島、グリーンランド島もデンマーク領ですが。首都のコペンハーゲンはシェラン島の外れ、スウェーデンを睨む場所にあります。

 

 中世には「ヴァイキング」と呼ばれるゲルマン系民族が大手をふるっていたようですが、近代、特に第二次世界大戦時にはナチスドイツに宣戦布告されるとすぐに降伏しドイツ支配下におかれたものの、内部では連合国とも接触し、微妙な緊張を保ちました。

 これは恐らく、戦後の冷戦下で、北欧4か国がソ米の間にあってバランスを保つ、いわゆる「ノルディックバランス」につながるのではないかと思います。

 

 デンマークはスウェーデン、ノルウェーと同様、立憲君主国で、現在の元首はマルグレーテ女王ですが、私がBCLにはまっていた時代の国王はフレゼリク9世でした。

フレゼリク9世

 

【ラジオ・デンマーク】

 私が聴いていたデンマークからの放送はデンマーク放送協会の海外放送、「ラジオ・デンマーク」です。よく入ることもありましたが、通常はあまり良好な受信状態が得られませんでした。

 インターバルシグナルにはカール・ニールセン作曲の「Som en rejselysten flåde(旅好きの艦隊のように)」 という曲の最初の4小節(ただし弱起)、♪ Som en rejselysten flåde ankret op ved Jyllands bro・・・(旅好きの艦隊のようにユトランドの橋に錨を下す・・・)」の部分が奏でられました。

 私が最初の聴いた時、局名アナウンスはデンマーク語と英語でなされましたが、ログを見ると番組自体はデンマーク語だったようです。ただし、放送開始とともにモスクワ放送に妨害され聴くに耐えなくなっています。デンマーク語では「Danmarks Radio」ですが、英語では「Radio Denmark」でした。

ラジオ・デンマークの最初のメモ

 

 何回か聴いた後に受信報告を送り、受信証が送られてきました。私の好きな地図カードです。

ラジオ・デンマークの受信証

 

 こんなポストマークが押された封筒で送られてきたこともあります。

調光ラジオ

 

 何回かめかのレポートに対しては小さなデンマーク国旗が送られてきたことになっているのですが、何故か私の手許に残っていません。

National flag=国旗

 

 上のログを見ると英語放送を聴いたことになっていますが、英語放送はなかったように思います。英語のアナウンスメントを「Eng」と記載したのかもしれません。今となっては不明です。

 ただ、「Mailbag prgr(=programme)」となっていますから、英語だったのでしょうか?

「国旗を送ります」

 

 北欧5か国の内、アイスランドの放送局は聴いたことがありませんが、他の4か国の放送は聴きました。ラジオ・デンマークはその中で最も聴きにくかったと思います。

 

 次回はアジアの予定です。

 

これまでのBCL史はここにあります。 

 

相互リンク⇒アクティブなごやん(HSV,今季初勝利なるか)

 

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