こんにゃくです。
記念すべき第1回は・・・
コスモバルク
です。
バルク(敢えてバルクと呼ばせていただく)に度肝を抜かれたのは
04年の弥生賞。
地方馬でありながら中央の百日草特別、ラジオたんぱ杯2歳Sを連勝し、
弥生賞でも2番人気に押されていた。
正直、ハイアーゲームには連勝していたし、後にディープインパクトという名馬を
弟にもつが当時のブラックタイドに勝ったからといって今回はG1・2着メイショウボーラー、
後のダービー馬キングカメハメハに生涯唯一黒星をつけたフォーカルポイントがいる。
そう簡単にはいかないと思っていた。
が、バルクはココもアッサリ快勝した。
2着メイショウバトラーにつけた1・1/4は当時のこんにゃくに痛烈なインパクトを与えたのだ。
だが、こんにゃくがバルクに嵌ったのはこのレースではない。
それは・・・
04年・東京優駿
俗に言うダービーである。
結果としてバルクは2番人気ながらもそれまでの過去最低の8位入線となる。
だが、このレース・・・
こんにゃくが競馬、バルクにますます嵌るレースになった。
4角から我慢できずに後ろを振り返りながらも早くも先頭に踊り出るバルクと鞍上、五十嵐冬樹。
中央での経験の無さ、ダービーという大舞台。
五十嵐は懸命に手綱を扱く、鞭を振るう・・・
ヨレながらも必至にソレに応えようとするバルク。
一度は差し返そうとするも後続に飲み込まれてしまう。
結果的に8着惨敗ながらこんにゃくは勝ったキングカメハメハより
コスモバルクに感動した。
最後まで諦めない姿勢。
直向に走る姿勢。
ソレからのバルクは中央と地方の垣根に揺られ
勝ったり惨敗したりを繰り返しながら遂には国際G1を獲るまでになるが
ベストランは勿論勝ったレースのどれかになるのだろうが
こんにゃく的にはアノ東京優駿だなぁ。
アレ以来ずーっと応援してるわ。
勝つとか負けとかじゃなくて、先行押しきりはどこか不器用でもあり
勝利至上主義の競馬では本来の姿ではないかもしれないけど・・・
何かを卓越したモノがソコには確かにあるね。