ダークネス
夏はやっぱりホラーでしょ。というわけで、昨日からGyaO で配信されてる「ダークネス」を見た。
「ダークネス」は、スペインの鬼才ジャウマ・バラゲロ監督によるスパニッシュ・ホラー。40年前に起きた7人の子供の失踪事件と迫る皆既日食。2つを結びつけるのは闇に支配された一軒家だった……。
グロテスクなシーンは殆ど無く、音楽と映像の映し方だけでヒシヒシと怖さが迫ってくる作品。
これを見ていたとき、家に独りっきりだったので余計に怖かったのかも。
おまけに、主人公が電話で脅かされたシーンの直後に、ちょうど家の電話が鳴ったのにはビビッた。こんなタイミングで掛かってきたら、怖くて出れ～ん。
全体的には、ストーリーの展開も早く、最後までドキドキしながら見れたので満足なのだが、ちょっと分り難いところがあったのが残念。黒幕の人物が、こういう異常な行動に出た理由も理解しがたいし、3人組の絵の意味もわからなかったので、ちょっとモヤモヤしてる。視聴者に自由に想像しておうという意図があったのかもしれないが、やっぱり説明不足な感じだね。
でも、ことごとく予想を裏切る展開だったのは、意外性があって良かった。特に、最後のオチは静かに怖かったよ～。