【womma summit day1 リサーチの5つの論点】 | CAネットトレンド研究室ブログ

【womma summit day1 リサーチの5つの論点】


WOMMA Summit 2006 – Washington, D.C. Dec. 11-13

ネットトレンド研究室は、12月12、13、14の日程で行われる
womma summit に参加しています。

現地からセッションの様子をできるかぎりブログでご報告いたします。

初日の本日はリサーチに関するリサーチシンポジウムで、
はじめのキーノートで5つの論点が示されました。

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それによると論点は以下の通りです。

- インフルエンサーモデル
- ネットプロモーター(製品を薦めたいか/薦めたくないか)調査について
- “会話”の価値
- 計測の手法
- 業界標準指標の難しさと有益性

このうち、業界標準の指標を作ることに関しては
利点、欠点の両方が示されました。

主な利点
・統一指標ができることでリサーチ結果のベンダーを超えて比較ができる
・過去のキャンペーンとの比較ができる

主な欠点
・全ての業界で
・違うリサーチ会社は違うデータセットを使っている
・イノベーションを阻害する可能性

昨年から統一指標についての話が出ているところを見ると、
便利だと思う反面、現実的には実現は難しいようです。