日本はとても寒いようですね。
暖冬なのかな?と、勝手に喜んでいたオランダ。
年が明けて、こちらにもついに冬将軍が到来しています。
毎日寒い!!!
風邪をひかないよう気をつけなければ~!
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さて、旅行中の食事について。
クリスマスの位置づけが日本とは全く違うヨーロッパ。
レストランもショップもお休みのところが多く、田舎町なら当然閑散としてるであろう、とは予想していました。
それでも!
せっかくブルターニュまで行くなら気になっていたお店を訪れることは叶わずとも美味しいものが食べたい!
そう思った私は、1日ほぼ動かない(1日移動でひたすら助手席だからね)のでお腹もすかないだろうし、と、遅めの朝食を軽く済ませて向かいました。
寄り道で予想外に時間がかかり、ホテルへの到着が遅くなったため腹ぺコ~
だけど遅過ぎて、もしかしたらディナーには有り付けないかも?なんて不安でいっぱいになりながらチェックインしたところ、フロントのお姉さん気が利くじゃない!
クリスマスに空いている近隣のレストランリストを作って待っててくれました。
スタッフ『これからディナーに行くの?』
私達『行くわよ~、リストの中でもオススメはどこ?予約しちゃって!』
『(時計を見ながら)・・・うぅ~ん、間に合うかしら?とりあえず電話してみるわね!』
ってことで、数件電話してもらうもことごとく撃沈
焦る私達
今夜も念のため持参してる非常食!?となるのか?と不安になりながらも『これから行って食事できるところ、とにかく探して~!お腹空いてるの~!!!』と訴え、次々と電話してもらいました。
で、やっと!
『まだ大丈夫だよ~』と返事をもらえたお店が見付かった。
良かった!
とりあえず夕食に有り付けること確定!
お休みなので旅行者もたくさんいますが、基本家族で過ごす方々が多いのでリサーチ不足のまま適当に外食しよう!なんて簡単に考えてしまうと大変なのが欧州のクリスマス外食の現実です・・・
で、伺ったのがこちら
La Brasserie du Sillon
サン・マロの旧市街手前に位置する結構大きいブラッスリー。
お店は海沿いのようでしたが、私達が訪れた時は既に真っ暗だったので外の様子は全く伺えず残念。
お店の裏側はビーチと言う素敵なロケーション
(こちらの画像はお借りしました)
夏はとても賑わう場所のようです。
英語メニューがなくてオーダーに四苦八苦。
メニューの説明を聞こうと思っても、フランス人にありがちな「英語で説明するから私に聞きなさい!」って自信満々に言ってくれる割に、担当してくださったウエイターさんの英語が訛り過ぎてて全く聞き取れない
フランス人との英語での会話に慣れてる夫でさえ「聞き取れないし、そもそも単語が英語じゃないけど?」と目を丸くしてたから・・・私には絶対聞き取れるわけがないわよね。
近くできれいな英語が聞こえてきたのでそちらの方に!と思って一心に見つめてみても、テーブルで担当が決まってるからウインクして伝えとくよ!って合図をされるだけで案の定話を聞いてくれないし
車で旅する時はローカルな場所を訪れる機会が多いため、こういう部分はとっても苦戦する点です。
まずはキールと白ワインで乾杯
アミューズ
スカスカのパンのようなもの?(これ、何というのでしょう?この地方のショップでも売られているのを見たので独特のものなのかもしれません。)にオリーブを刻んだ、オランダにもあるディップみたいなものが添えてありました。
パンのお供はこの地方なのにエシレ
本当に食べたいものがある場合、私は語学全然だめなのでお料理の名前を調べて行ったりするけどそんなの事前になかなかわからないし、今回は全く時間なかったからそういう情報も皆無。
色んなものにチャレンジしたいタイプの私だけど、以前チャレンジしちゃったらとんでもなく口に合わないものが出てきたこともあり、この日は疲れてたし遅かったので分かるメニューを見付けてオーダーしました。
前菜は牡蠣
ここブルターニュはローマ時代から続く牡蠣の産地。
特にこのブラッスリーのあったサン・マロから海岸沿いを少し進んだ隣町カンカルは、その昔ナポレオンが取り寄せたと言う逸話もあるブルターニュ随一の牡蠣の名産地です。
以前モン・サンミッシェルを訪れた際に頂きたいと思っていたもののひとつだけれど、パリからのツアーで訪れていると足を延ばすのは当然難しく断念。
数年越しのブルターニュの牡蠣さんです。この日は数種類の牡蠣があるとのことで、オススメを聞いてイチオシの牡蠣をお願いしたんだけど・・・うぅ~ん、正直イマイチ。
美味しくないわけじゃないけど、期待が大き過ぎたせい?
すっごく美味しいってほどでもなくてちょっと拍子抜けでした
夫はこちら カラマリのサラダ
想像していたものと違ったらしいけど、茹でた温かいイカが添えてあるサラダでした。
普通に美味しかった。
せっかく港町に来たんだからメインは絶対お魚でしょ!と思っていたにも関わらずメニューが読めない・・・
英語メニューがないと(英語メニューでもキツイのに・・・)かなりキツイ!
疲れと面倒さでコースメニューで適当に!って思ってたらタルタルの文字を見付け、思わずオランダでは食べられないじゃん!と頼んでしまったメイン。
牛肉のタルタル フライドポテト添え
肉はここじゃなくてもいくらでも頂くチャンスあるってーのになんてオバカ・・・
生肉LOVEなもんで、耐えきれなかったわ。
パリだと盛りつけられてサーブされることが多かったタルタルだけど、こちらのお店は目の前で薬味やスパイスを混ぜ混ぜしてくれるプレゼンテーション付き。
お味はとても良く、美味しかった!です。
夫はいつもバカのひとつ覚え的セレクトが多く私的には辟易しちゃうんだけど、さすが私よりこの海岸線エリアへの出張が多く外食回数が多い&フランスでは特に外食が多いおかげ?
珍しく地のものをセレクトしてくれました
ドーバーソールのムニエル
少しもらったけどすっごく美味しかった~
子供の頃から何度テーブルマナーの練習に!と食べさせられたかわからない舌平目のムニエル。
だけど、記憶にあるものよりずっと美味しい!
嫌々だったせいもあるのかも?だけど、ムニエルなんてシンプルなお料理、そんなに味なんて変わらないでしょ?と思っていたけれど見直しました。
やっぱりその地に昔から根付いた食材であるドーバーソールや地元の海塩を使ったバターをふんだんに使って調理してあるなど、地の素材を組み合わせ、その味を生かす昔ながらのお料理だから?
日本のカジュアルなレストランで頂くそれよりずっとずっと素朴で大雑把な盛り付けだったりするものでしたが、肩肘張らず気軽なお店のお魚、とても美味しかったです。
デザートも頂きたかったけれど、周りに運ばれてくるひとつひとつのボリュームを見たら・・・
ひとつ頼んでシェアするか?とか思ったけれど、この日は既に夜も遅かったし夫は結構お酒も頂いてたので完全にカロリーオーバー。
明日も夜はレストランでの食事を予約しているのでコーヒーだけ頂いてホテルに戻りました。
クリスマスにこんな気軽なレストランで普通のご飯!?と思うとちょっと残念な気持ちもあったけれど、疲れてたしクリスマスに開いてるレストランも見付かったし充分だよね?と言う事で翌日に備えます。
02 99 56 10 74
HP:http://www.brasseriedusillon.com/#_=_
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