コミックの品揃えも豊富なコローレ
今回ご紹介するのは、9月に映画公開を控えた『四月は君の嘘』です
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【あらすじ】
幼いころ、ピアノ教師の母親から厳しい指導を受け、数多のコンクールで賞をさらった神童・有馬公生(こうせい)は、その母の死をきっかけにピアノから距離を置いていた。
しかし、ある時同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと出会い、彼女の演奏を聴き、色を失っていた世界が鮮やかに色づく。
かをりは傍若無人にも思える振舞いをしながらも、公生を音楽の道に連れ戻そうと背を蹴り飛ばし、やがては公生自身のコンクール出場を決意させる。そうして音楽の世界に再び足を踏み入れた公生。
しかし、かをりには大きな秘密があって――!?
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中学生という、多感な年ごろの少年少女たちが主役の本作ですが、ピアノを弾けなくなった公生と、個性的なヴァイオリニスト・かをりの間にあるのは、恋愛と一くくりにはできない複雑な感情と秘密です。
苦悩や葛藤、後悔から立ち上がる公生。
音楽家として聴衆に自分の演奏を残そうとするかをり。
彼らを取り巻く友人たちもまた一筋縄ではいかない個性の持ち主で、一般的な少年・少女漫画とは一線を画す読了感を味わえるはず
「泣ける作品」としても有名ですが、実はスッキリ読めるところ魅力の作品なので、ぜひ構えずに読んでいただきたいものです。
また、全11巻で既に完結済というのも嬉しいところ
まだ読んだことがないという方話題作だから気になっていたという方秋の映画公開前に、コローレで一気読みしてみませんか