小説に登場するハッカーたちに抱く作家の本音 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 小説に登場するハッカーたちよ、なぜそうなった!? 』



【 ~ 閲覧注意 ~ 】
この記事には、ネタバレ、及び、
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もちろん─、



このような娯楽小説に、
マジメに突っ込みを入れるのも、バカバカしい話で、



また─、



実際、本物のハッキングテクニックを、
詳細に書くわけにはいかないもの事実だろう。



しかし─、



どちらかと言えば、その多くは、
作家の専門知識に対する無知が原因であり、



天才を持ち出すのも、
それに対する "保険" のようにも思われる。



かの─、



ウィリアム・ギブスンも、
『 ニューロマンサー 』を書き上げた時、



パソコンには、
触ったことすらなかったという話は有名だ。



多くの読者も IT については、やはり、
エキスパートというわけではないだろう。



従って─、



"具体的な手法については述べないが、
天才たちなら、こういったことも不可能ではないのだ…。"



という─、



暗黙の了解を、とりつけることで、
その世界観を成立させたい、というのが、



本音のところでは、なかろうか?



しかし─、



これは言うなればミステリー小説における、
未知の毒薬と同じで、



不可能を可能にしてしまえるのなら、
どんな完全犯罪も可能だ。