前回の記事は、こちら─、
『 成功以上の目的があるのなら、成功は通過点でしかなくなる 』
単に成功したいという発想だけで、
行動している者よりも、
その根底に使命や目的をもって行動している者の方が、
より成功している傾向が見られる。
そして─、
そういう、使命や目的に基づくシナリオがあるのなら、
それは戦術ではなく戦略となる。
その目的を見出す、手っ取り早い方法は、
「 敵 」を見出すことだ。
かつて「 宿敵 」と書いて「 とも 」と読ませた漫画があった。
私はまだ、その社長のことを、
「 とも 」と呼べるほどには達観してはいないが、
しかし─、
「 敵 」を明確にすることは、
すなわち─、
「 あなた 」自身を明確にすることに他ならない。
「 敵 」の存在によって、
「 あなた 」自身もまた浮き彫りとなる。
そして─、
「 敵 」と「 自分 」との、
境界線が定義できれば、
「 あなた 」は─、
その境界線を挟んだ「 敵 」とは、
反対側に存在しているはずである。