三陸鉄道廃止論シリーズです。

これも、前回ある方のご意見をもとに書かせていただいております。ありがとうございます。

その方は、三陸鉄道廃止論に反対のようですが、それなら三陸鉄道が赤字にならない(少なくとも、バス代行よりは赤字を少なくできる)計画を出してほしい。
あと、なぜ代行バスではダメなのかも。
それなしで三陸鉄道を復活させるのは、死にかけたガン細胞をわざわざ復活させるようなものです。

まず、弱者の切り捨てだと言いますが、どんな政策や法律も、誰かには不都合なものです。極端なものでない限りガマンさせることも必要です。あと、三陸鉄道の開通に希望をかけている人は、目を覚ますか、勝手に絶望して下さい。ガマンの足りない人たちにも困ったものです。

そもそも、国の金は復興にどうしても必要な岩手県、宮城県の漁業整備、被災者の住宅や財産の救済、福島県の原発処理や、沿岸部の土壌や海水の浄化にフルに使うべきであって、ほとんど利用者のいない金食い虫の三陸鉄道にびた一文渡すべきではありません。

また、(三陸鉄道の復興を)国民みんなが応援していると言いましたね。義援金の額を根拠にしているようですが、それは三陸鉄道への義援金とは限りません。もし、三陸鉄道に回されることを知らずに入れたのを回したとしたら、それは間違いなく義援金詐欺です。三陸鉄道を義援金詐欺で告訴しないと。少なくとも、私は三陸鉄道に回すために募金はしていません。ですから、国民みんなが応援すると言うのは、三陸鉄道廃止論者を非国民とみなす差別的な発言です。今後、人とディベートするときは気をつけて下さいね。

最後に、三陸鉄道はやり直すことが本当に無理かどうかですが、ハッキリ言いますが無理です。

これまでも三陸鉄道は経営努力をしてきました。観光PRや、イメージキャラクター作りもしたり、色々やれることはやっていました。私も、久慈ありすのポスター持っています。CDも手拭いもあります。買いましたよ。

でも、その結果が年間1億円以上の赤字。これが現実。結局、周辺の住民のほとんどがいらないと言っているのです。本当に誠意があるのなら、いらないと言う現実を受け付けるべきでしょう。

追記:三陸鉄道廃止論への一番効果のある反論は、三陸鉄道がどうやったら黒字か、あるいは経済的に代行バスに勝てるかを具体的な方法を示して下さることです。

それでは、回答する気になったらどうぞ。