出荷制限下の飲食店の仕入れ | 奇跡を起こす!起業・売上向上のコンサルタント【アットリライト】高巣忠好オフィシャルブログ

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昨日ホウレンソウのことを書きましたが、



今日、たまたま外出先の電車内で聞いた他人の会話・・・



「ここ数日ほうれんそうばっかり自宅で食わせられてるんだ・・・」

「この時期に、ほうれんそうてありえないよね。大丈夫なの?」



聞いていると、ほうれんそうそのものが「悪しき扱い」・・・



ホントに残念です・・・







この会話を聞いた後、「飲食店」との打ち合わせでした・・・



その飲食店ではいままでどおりの材料調達ができず、



さらには計画停電の影響で客数大幅減だそうです。









現在、出荷制限の影響は、



作り手の農家の方々のみならず、



流通途中の市場、



そしてついに買い手の飲食店まで及びはじめました。








そもそもなぜこんなに出荷制限されて、混乱しているのか・・・



悪者捜しをするわけではないのですが、



政府の対策が後手後手であるがために起こったから・・・と、個人的には考えております。







そもそも、農産物や海産物への影響は、



原発事故直後からの懸念でした。



しきりに「可能性」という言葉を用いた記者会見は記憶に新しいと思います。



であれば、まず、放射性物質が検出される前にいったん全商品出荷停止にし、



出荷停止以前の市場流通商品には安全宣言を出す、



と同時に、並行して調査を進めていくことによって出荷停止の範囲を狭めていく・・・



という方法をとったほうが、



作り手の生産者には最初は一時的には損害だけれど、



中長期的に考えればいまほどの風評被害は減らせて



消費者にとっても安心できる状態を維持できたのでは?・・・と思うのです。







しかし、今となっては、おそらくこれから色々な農産物や畜産物に対して



次から次へと出荷制限を同様に行い



そのたびに出荷制限がされ



作り手の生産者の絶望感と



買い手の消費者の不信感は



さらに高まっていくことになろうかと思います。







この状況を打開するには




少なくとも、私自身も含め、買い手である消費者の




情報におぼれない「とらえ方」と、




作り手の生産者の「あきらめない気持ち」が大切だと思います!



どちらも、他力本願ではなく、



それぞれ自分自身での決意・決断によるところが大きい、ということです・・・







なので、



冒頭の「ほうれんそうてありえないよね。」とか



「デマを広めたってだれも傷つかないでしょ?」とか



ぬかしている場合じゃない!!むかっ








冷静に判断することって



そんなに言うほど難しいことじゃないと思うんですよ・・・







熱く語ってしまいましたが、



明日からも落ち着いて



気合い入れて



頑張ります!!





では、



また!!