黒プーLIFE  *ネロとジンジャーのガウガウな毎日*

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2021/09/16 ありがとう

2021 1 12


長い間ご無沙汰しております。

忘れたくない記憶として、こちらに残したいと思います。


2021年1月11日 午前4時10分ネロが旅立ってしまいました。1月30日の13歳の誕生日まであと少しでした。


昨年、ネロは3度手術をしました。5月に前足の付け根に出来た肥満型細胞腫の手術を…その後、夏の終わりに今度は首下のリンパに転移して、みるみる大きくなっている腫瘍、それも手術で切除…その手術から数ヶ月後、今度は脇の下に転移して、また手術をしました。

その後、抗がん剤を3種類試してみるも、ほとんど反応がなく…結局ステロイド剤を飲ませて様子を見る事に。

リンパに転移すると一年、生存率50%、脾臓膵臓に転移すると早いと言われ、目の前が真っ暗になりました。

ただ、その時は食欲も元気もあるネロを見てると大丈夫だよね…と考えていたかも…何しろステロイドの副作用もあり普段以上の食欲!水もギャブギャブ♪おしっこもいっぱい♪朝の5時から枕元で「ご飯ご飯♪」とヒコヒコ甘えておねだり。そんな日々でした。



年の瀬に入ると、首の下にまた大きくなりつつある腫瘍を見つけて愕然…あまりにも短期間で次々とネロの身体に出来る肥満型細胞腫…絶望…どうしよう…また手術?と…シニアのネロにまた負担をかける?どうしようどうしようの日々でした。

先生と相談して、とりあえずネロの様子を見ながら考えようと。生活する上で不便なようなら切除する方向で…それでも、最終的には、ネロの身体の事を考え、これ以上大きくならない事を祈りながらステロイドで頑張る事に決めました。

しばらくすると、いつからだろう…ネロが朝早くからご飯をねだる事がなくなり、ご飯は食べるけど、今までなら私が起きると一緒に起きていたネロが起きて来なくなり…おしっこの回数が異常に増え、うんちも緩くて、細く…散歩の歩くスピードが落ち…ついには大好きな朝のご飯を食べなくなってしまいました…この時の頭を殴られたようなショック、血の気が引く感じ…ネロになんで食べないの?と泣いてしまいました。

病院に電話して先生に説明すると、もしかしたらお腹が痛くて食欲が減退してるかもと言われ、下痢止めを数日飲ませると、また食欲が戻った!良くないけど、良かった、お腹が痛かったんだね、内臓に転移してるんじゃないんだ。と、まだしばらく一緒に居られるね…なんて、安心してました。検診に行って尿検査をすると膀胱炎にもなっていて…いろいろ重なり、ネロはかなり辛かったと思います。が、年が開けて数日すると、散歩にも行きたがらなくなり…連れて行っても歩くのが辛そうで抱っこ…朝は起こしに行かないと起きなくて…耳が少し遠くなった感じで……一気に年を取ってしまったようなネロに胸が詰まり…好きなオヤツも前みたいにガツガツ食べる勢いもなく…小さくちぎって食べさせたり…1ヶ月前と、1週間前と…昨日と違う…毎日違う…日に日に変わって行ってる…悪い方へ悪い方へ…





1月8日、病院へ行って状態を伝え血液検査、エコー、お腹に内出血があると言われ…最近、お腹を下にしてばかりの体勢で身体を動かすのが辛そうだから気が付かなかった…ごめんね、ネロ…極度の貧血状態、脾臓にも何か見えて、肺にも影が…多分、肥満型細胞腫だろうと…その日から2日、水は飲んでも食べてくれなくなり…悲しすぎて、ネロを見てると辛くて…でもそんな状態がしばらく続くと、私麻痺したのかな?と言う感覚で「あぁ食べないんだ」「歩かないんだ」とぼんやり思うだけ…大丈夫?自分…酸素ルームをレンタルして2日、苦しそうな呼吸をしながら1月11日の明け方4時10分、小さな身体にいっぱい腫瘍をつけて、お腹周りは内出血の痕だらけで、小さな可愛い私のネロは家族に見守られながら逝ってしまいました。


昨年のお正月、神社に初詣に行き、神様に元気で過ごせますようにってお祈りしたのにね…神様どこ?

神様は見つかりませんでした……




半年以上経ちますが、あの時こうしてあげれば、と後悔と自責の念が今でも続いています。
悲しみが消える事がなく、ネロがいない日常に時折涙が出てしまいます。

皆様、長い間ネロを可愛がってくださり、ありがとうございました。

いつか必ず会いに行くよ




#といふーどる #でかぷーブラザーズ #ありがとう #大好きだよ #ネロ





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