毎度おなじみネリクラブログ。


当年とって42才、桜台のジャギこと前田弟が書くこのブログ。


そう、もう42才で、11月には43才。


かつて織田信長は


「人間50年、下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり
ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」


と説いたが、いまや日本人の平均寿命は男女ともに80才を超えている時代。


そう、まだまだ人生はこれからなのである。


そして、ひとたびラグビーの南京虫に噛まれたものは、そこから抜け出すのは容易ではない。

ラグビーは少年をいち早く大人にし、大人にいつまでも少年の心を持たせる。


40になろうが、50になろうが、ラガーマンは少年の心を持つ少年隊なのである。


トゥナイヤイヤヤイヤ~ ティアッ!♪ 

もっと、エクスタシーイッ!♪           (少年隊「仮面舞踏会」より) 


なのだ。


よって練馬クラブが設立して数年後に35才以上のチーム「練馬クラブビヨンド」を発足させることは、自然の摂理であり、信長的に言えば「是非もなし」なのである。


ビヨンドの活動活性化のために、積極的に試合をブッキングしていく。

ビヨンドが試合を組む目的は、ビヨンドメンバーそれぞれのモチベーションUPのためだ。

そう、我々の敵は試合相手でも、明智光秀でもない。

自分自身の体力・気力の衰えとの闘いを、死ぬまで続けていかなければならないのだ。


というわけで、4月10日に八王子ダディ―ズさんとの試合。

八王子ラグビースクールさんのコーチ・父兄が中心のチームだそうだ。


午前中の練馬クラブのリーグ戦が金町であって、そこから日野自動車グランドに移動のタイトなスケジュール。


車で一時間半かけて向かう。



日野のコンビニで、昼食。




日野グランドに到着。

「いいグランドだなあ~」 とビヨンドならではのまったりとした雰囲気。


しかしながら、久々のビヨンド試合。

懐かしの面々と新鮮な面々が集まった。


メンバーは下記の通り。


1列目    細谷・中川・籠原
2列目    小島・横内

3列目    細野・オクウ(ホンダ)・前田弟
HB      ナベ・大山

CTB     勝田・森田(A新聞)

WTB     黒木・塚越(マスター後輩)

FB      久保田

全リザーブ 松永




この日、若手試合で35分ハーフを出場した黒木。

余裕しゃくしゃくのダブルヘッダーである。


 試合が始まった。



   


懐かしのメンバー。ネリクラの歴史である。


大山と勝田のサインプレー。


  


  

これぞ、ネリクラの歴史なのである。

   

そして、抜かれる大山。

これも腹の出具合といい、ある意味、歴史を感じるシーンなのである。



 

武富士ダンサーズの如く、宙に舞う勝田。



 

ストンと落ちる、なべのフォークボール。


 

学生時代はウイングだったと思えない前田弟のいまいち振り切れなかった独走トライ。


 

この日、久々出場のコモドさんこと中川さん。

ラインアウトのスローワーではただでさえ滑舌が悪いのに、マウスピースも重なり

 「シャフィン ●×■△Ω・・」

とまったく聞き取れず、ジャンパー的には笑いをこらえるのに必死だった。


この日、ジョーカー的存在だった松永さんをどこで投入するか。

久々に試合をするメンバーも多いため、出番は早いかもしれない。



誰もがそう思っていた矢先、いち早く退場していた男がいた。

そう、写真は語る。先ほどの写真だ。



この後ろ姿は、そう、ビヨンドキャプテンの小島さんである。

開始10分ほどで、キャプテン自ら交代。

そして、本来SHの松永さんをLOに入れるという暴君ぶり。


あまりにも早かったためか、ユニフォーム姿の写真はなかった。




みんなが疲労困憊の中、すっかりくつろいでいる。


と思ったら、ユニフォーム姿の写真を発見。


     

よく見ると

   


こんな感じでした。

 

率先して休むリーダーシップ。

イマ風のマネジメントをまさに小島さんは実行したのだ。

まあ、そんなこんながありつつ、15分3本勝負を終えたビヨンド。

黒木、勝田、前田弟、3本目にお借りした相手チームの人の計4トライで何とか勝利をおさめた。


  

初参加の森田君(左)と塚越君(右の捕まっている方)


そして、今回の試合は日野自動車の田中君との縁でのブッキング。


  

日野の田中君(左)と前田弟(右)


同級生つながりで飲んだのが出会い。


日体大出身の彼とは、現役時代にCTBでどうやら対面だったことが判明。

そして、後日、今回の試合のお誘いをいただく。


グランドからレフリー、何から何までお世話になった。

日野自動車のOB中心でとても大きな選手が多く、厳しい試合だったが、楽しかった。


体だけではなく心も器も大きい皆さんだった。


さすが、トントン トントン 日野の2トン である。



そして、金町から駆け付けてサポートに来てくれた若手のみんなもありがとう。

   


写真のコンセプトとか、色んな突っ込みどころは満載だが拾わない。


老いも若きも、一緒にラグビーできる仲間、環境、全てに感謝。


また一歩、練馬クラブが前へ進んだ。


2016年4月10日は、僕らにとって思い出深い日になるだろう。


トップチームも、ビヨンドも、「死闘(410)の日」、だったからだ。。