KOBEマラソン
雨の心配もなく曇が気持ちよく見える秋晴れ。
神戸マラソンは大阪マラソンに続いて今年が第一回。
テーマは「感謝と友情」
東北大地震復興を願って毎週レースに参加する私の意義と合致していることもあり
今回は気合十分。
それに大阪マラソンのゲロ失態の屈辱を晴らそうと闘心メラメラ
とはいえ、週末レース出場以外は練習ゼロ。
こんな状況でタイムサブ3.5を狙おうというんだから私もどうかしてる。
スタート前に東北大地震の被害者たちのために黙祷・・・。
周りあちこちから気合の雄たけびがあがり、スタート
コースの全貌は以下の通り。
走りながら撮影した画像でマラソンコースの雰囲気を・・・。
スタート地点の神戸市役所前
フラワーロードは沢山のランナーで埋まっていた。
前の会社のマークが・・・いいところに建ってるな。
もう独占だよ
フラワーロードは狭くてコースが急S字と曲がったりしていたので
盲ろう者のランナー。お互い頑張ろうって声かけた。
郵便局前。こういう建物の装飾が好き。
しばらく直線ロードに。
7~8kmあたりでJR線の架構下の塀に
地元の小学校がこんな大きな応援の絵をたくさん描いてくれた
ジーンときましたわ
沿道でも地元の学生が一人ひとりのランナーに声援をかけてくれた
ここでも大阪マラソン同様ハイタッチ。
海からも数隻の漁船が旗を揚げて応援
粋なことやってくれるね
明石海峡大橋が折り返し地点
ここのエイドで神戸で有名なパテシェらしき人が
お菓子を振る舞ってたが、ゲロしたくないのでスルー
折返し地点に向かうランナーとのすれ違い
チアガールの黄色い声援になんとか奮い立つ
神戸市も近し
35km地点。橋が見えてきたぜ!
普段は走れない道路を走る時の感じは格別。
車にのってみるのとは大違い!
これが都市マラソンの醍醐味!
神戸国際展示場のある埋立地への最後の神戸大橋!
ここでデフラン仲間のひろみやまさるを見かける!
二人でカメラの設定に夢中になってこっちの呼びかけに
気が付かなかった・・・f^^;)
あともう少しって感じか!?
うーん、膝の痛みがチクチク・・・
でも走れないレベルではないからギアを1つ・・・
ゴールが・・・
このとき携帯を持ちながら走ったので
注目度100%だったんじゃないでしょうか・・・。
ゴール前の高架。色々な応援隊が待機。
ゴール直前の応援ガール。
写真を撮ろうとしたらキャーキャーっていわれた。
こんなことをやるのは私だけみたい。
ゴール後、フィニッシュゲートに一礼。
目標のサブ3.5まであと5分届かず・・・。
撮影枚数50枚以上。
これからは真面目にラン練習しようと反省しきり
大阪マラソン2011
どの大会でも「第一回」というのは記憶に残るし、響きがいい
どんなきついフルマラソンであろうと出たくなるのが大衆の傾向なのか・・・。
とにかく応募者数十万人を超える中で
参加者定員3万人という何十倍の競争率でよう・・・受かったなあと思う・・・!
しかもグループ7人で!
個人で何人かのろう者は受かったようだが、
ろう者のグループで抽選に受かったのは
我らのグループだけではないだろうか・・・。
そう、グループ名は・・・。
「走聾(そうろう)会」
ワードでそのまま漢字変換したらヤバイ漢字がでるという
なんとも情けないのかようわかならいネーミング。
たぶんこれを使うのは最初で最後だろう。
後世に忘れないために以下にメンバーの紹介をばっ!
トライアスりートでいつも上位に食い込む、参加者で唯一聴者のたえちゃん
ろう者の女性テニスでトップの実力をもつ苺ちゃん
ろう者のトライアスリートで今年表彰を経験したすももちゃん
バレーで運動神経抜群のながっとくん
聖地巡礼で最後まで俺についてきたおさるくん
ロングトライアスロン出場経験ありで唯一関東のイチジョーさん
そして、オレ。
こんな個性あるメンバーたちがまとまって走れるわけがない・・・
せめて1キロあたりまでは全員でまとまって走ろうということで。
関東からきたイチジョウさんは小型ビデオを持ちながら走るみたいらしく
手に小型ビデオを持参。
いくつもの大会の応援にかけつけてくれるれいちゃん。
そして、別グループで申し込んで残念ながら落選した土佐犬たちも応援にかけつけてくれた。
しかも、今回参加するメンバーたちのために前晩に応援の旗?垂れ幕?を作ってくれたのだ!
皆の名前やエールがカラフルに書かれていた。
写真がどこかにいって画像アップできなかった・・・。
でもありがとう!
今回のマラソンでグループ参加は初めてだが、一つ不満が・・・。
それはスタート地点から遠すぎる・・・。
グループメンバーの待ち順がかなり後者の方である。
スタートという号令も全く見えず、もちろん聞こえない。
あれれと思ったら皆がゆっくり走り出して、
ああ・・・始まったな・・・というなんとも緊迫感のないスタート。
周りはどう思ったかは別にして・・・。
大阪城の堀沿いに3万人のランナーが
並び待つ光景はめったにみれない。
いよいよスタート!
スタートから20分くらいしてようやくスタート地点・・・。
陸上で400mリレーで銅メダルをとった記憶は新しい
朝原宣治さんが!
大阪城公園の側の道路を走る。やはり大勢のランナーたちでなかなか前に進まない
側を走っていたながっとくんが何を血迷ったのか帽子を脱いでギャラリーの方へ投げた。
投げる先にはキャーキャーと叫んで帽子を受け取る女性の友人。
グループ仲間の唯一証明する帽子を放り投げてまでしてカッコつけたかったのか・・・。
彼は今回のマラソンが初フルマラソン。でも走力はおさるより上らしい。
ついてこれるかの・・・。このナルシスト野郎と心の中でつぶやく。
1キロを前にしてすぐバラバラになる走聾会メンバー。
後は個人で!
大阪城を抜け出して天王寺に向かう通り。
まだまだ前方のランナーたちが行列をつくりながらゆっくり走る・・・。
ランナーとランナーの隙間をかいくぐりながらゆっくり走る・・・いや、歩く。
これが2,3キロまで続いた。
阿倍野あたり。まだまだランナーが多くて
まさに「行列のできるマラソン」。
天王寺からなんばへ。前から知っている光景でも
やはり車道を走るといつもと違う感じで面白い。
前方はずっと人だかりが並んでいく・・・。
完全に追い越しは無理無理
ようやく最初の給水・・・。
撮影に気を取られて道路に散らばったコップや水で滑って転んじゃったわ!
たいしたことなかったが、ちょっとイラッとした。
さすが、大阪人やのう!コップをあたりかまわず捨てる・・・。
まあ、走ることに集中しないでパパラッチする俺も俺やけど・・・。
気を取り直して走る・・・。
向こうに見えるのが近鉄なんば駅。
道頓堀をバックに走るランナーたち。
御堂筋の道路。
前ばっかりじゃつまらんから後ろの方も撮ってみた
すごい!みんな真剣な顔で熱気が伝わってくる!
かの有名な中央公会堂の前を横切る。14キロあたり。
御堂筋通り、地下鉄中央線辺りを横切る
季節外れのハワイアン踊り?
カメラマンもランナーよりそっちのほうを撮影してた・・・。
ドームをバックに一番目立ってたコスチュームランナー。
今年はなでしこの年でしたなあ・・・
全身ドラえもんぬいぐるみのランナー。
このまま42キロを走るのがすごい・・・。
おそらくこの中で強者ランナーに違いない・・・。
トミーズ健に色々と突っ込まれながら苦しそうに走ってた・・・。
そして切れてトミーズ健に「うるせえよ!」って頭を叩いていた。
これぞ、大阪芸能人!
さすが祭り騒ぎの好きな大阪・・・。
またなんばに戻る・・・。
横に建っているのが村野藤吾の代表作である歌舞伎座。
これをみると「なんば」だなあって感じる。
新しい建物に移転済みでこの建物はいずれ取り壊されるという話だが・・
こんな面白く味わいのある建築が次々と取り壊されていくのは寂しい。
そう思いながら走る・・・。
これをみるとあと残り半分だ!と思った人は少なくないはず・・・。
せめて後何キロって書いてくれよ。マギワラシイ。
ようやく中高層ビルが少なくなって・・・
南下してるということですね。
30キロあたり・・・。
コロッケ、くずまんじゅう、バナナ、飴・・・
大阪のおばさんが勧めてくれて
その雰囲気に呑まれてパクパク・・・。
特にコロッケうまくて3個も食べたわ!
この後土佐犬と遭遇!
写真を撮ってくれたけどまだもらってなかった・・・。
応援サンキュー^^
あと数キロ・・・。タイムも4時間切れるな。
いつもの目標タイム3時間30分には届かないが、
今回はランナーが多すぎて走りにくかったからしょうがない・・・。
南港への道を走る・・。最初で最後の急坂が・・・。
トレランで鍛えられた俺にとっては軽い~と思って
坂道を飛ばしたら何か胸がムカムカしてきた・・・。
コスモタワーが見えてきたのに気分が悪くなった。
というか、吐きそう・・・。なぜ!?
この後近くにトイレが!もうマジで吐きそうだったので
慌てて駆け込む・・・。
げーげー
おえっぷ・・・
さっきの給水エイドであれこれ食べた物が・・・。
あ~、やっちゃいましたよ!
そのあともむかむかしてたので次の給水まで歩いて
水を飲んで胃を洗浄・・・。
向こうにコスモスタワーがみえてくるが、
天気があやしくなってきた・・。
おそらく遅れてくるランナーは雨の餌食に・・。
ガッツポーズをとる気力もなくフラフラとゴール。
オールスポーツ写真で撮影された私は
ふぅ・・・。
終わった・・・。後味の悪いゴールだった・・・。
(教訓)
エイドでは食べ過ぎないこと。
当たり前か・・・。
この後、明日提出の仕事があるということで
さっそく着替えて早速京都の設計事務所に直行!
マラソン後に仕事するというパワーに事務所のスタッフは呆れ顔。
とりあえず無事仕事を夜8時くらいに済ませて帰宅。
応援に来てくれた仲間たちにお礼も言わずに、
一緒に走ってくれた仲間に労いも言わずに
退散してしまった私をお許しください・・・。
最後に大阪マラソンのコース。
(ここからは食事中の人は見るのを控えてください)
走る時に足先に違和感があったけど
走る時は気にしなかったからほっといたけど
家に帰って確認してみると爪が死んでますがな・・・。
血がたまって爪が赤くなっています。
佐渡大会後もレース続きで足を酷使してしまったようだ。
単に走りすぎということですかね・・。
ほな、オヤスミ。
生駒チャレンジ大会
大阪府山岳連盟 という団体があり、
その団体が特別として催すトレイルラン大会がある。
今年4月10日に参加した大阪府チャレンジ登山大会 と
この生駒チャレンジ大会である。
9月の京都一周マラソンの後遺症もようやく治ってきたことだし、
今回はスイムのNYコンビの一人Yくんを誘ってチャレンジすることに。
が・・・当日、Yくん寝坊・・・この大会はあるルールが。
受付手続きを済ませてから1時間後に走ることになっている。
早く着けば早くスタートすることができるのだが、
Yくん、かなり遅れるそうで
スタート時間がずれていても後で遅れて合流すればいいということで
仕方がなく先に受付を済ませた。
後からYくんがきて「遅れてすみません。」とペコペコ。
受付を済ませてスタート本番まで談笑。
「あ、俺をみて何か気づくことある?」
「え?う~ん、わからない。」
「全部ナイキ。靴もパンツもシャツも帽子も。」
「・・・・。ナイキ好きなん?」
「たまたまっすよ。」
「そうか・・・。」
トレイルランを前にしてこの余裕・・・。
というか若者はこういうもなんかなと冷静に受け止めてる私。
Uくんはトレイルランが初めてというけど
ずっと前に大阪城公園を一緒に走ったときは
まあまあ早かったから大丈夫かなと思った・・・。
スタートは受付順に各グループに分かれてスタート。
つまり早く受付に行った人ほど早くスタートできるということである。
制限は4時までなので早めにスタートすれば落ち着いたペースで走れるから
早くスタートできるのがいいだろう。
Yさんとは30分の差でスタート。
これ以降は前の大阪府チャレンジ大会同様
写真を見ながら大会の雰囲気を味わってください。
(注意)
トレイルランを始めようと思っている方はこれをみるのは遠慮してください。
やる気をなくす可能性があります。
ウェーブスタート。前のグループが先に。
のどかなスタート地点ですが、この後地獄が・・・。
前に一緒にバイク練習した知り合いも参加してました!
早速スタート!バイク仲間のメンバーについていこうと。
坂道・・・。トレランだから当然か!
すべらないよう敷ぶとんが敷いてあった。
ため池らしい。結構大っきいな!
向こうに何か見えると思ったら・・・。
そいや、Yくんは追いついていくと言ったから
ぜひとも頑張って欲しいな・・・。
この撮影時に不自然なものが・・・(赤〇の部分)
一般道路に。
ハイキング親子もいました!
坂道・・・。きつい時に撮影してしまう癖があるようだ。
だんだんランナーの間隔が広くなって一人に・・・。
どうでもいいトンネルやけどなぜか撮影。
看板があったけど由緒のある池らしい。
興味ある人は調べてね!
疲れのため、ぼちぼち歩き始めたランナーも。
ハイキングしてる人も結構いた。
おお・・・。これは!いつも十三峠を登るときに見る看板!
しんどくなってきた・・・と思ったら
中級ゴール!あともう少し!
なんと「いずみ」さんと遭遇!
佐渡でお世話になった人だけど、
子二人のママでありながらトライアスロンをして
結構ランにめっぽう強い!
佐渡以来の再会に喜ぶあまり写メルするのを忘れた・・・汗
ドロドロした道で滑りそうだったので慎重に下っていった・・。
確か鐘のなる展望台!
前に生駒山頂までバイク練習にいったときもみたが、
再度ランで見れるとは・・・。
6月26日「弱点」 より
肉体モリモリのランナー(写真に写っている)が後ろから声かけてくれて
「あともう少しやから頑張ろう!」
かっこよかったいつかはあのたくましい肉体をもつランナーに。
泥道の上に板が・・・。板の上もすべる!
まだ?早く終わってくれ・・・。
一旦村に?ぼちぼちじゃないのか・・・。
げっ、まだあるのかよ!
と思ったら、おおおお・・・、上級ゴール!
次から次へとゴールするランナーたち。
上級ゴールのスタンプを押すスタッフたち。
え?ゴールしたのにまた下るの!?もうええわ・・・。
たぶん東大阪の街でしょう。
え?もしかしてこのままふもとまで歩くのか・・・と不安がよぎる。
そう思った矢先、ゴールの垂れ幕がみえてきた。
ここが本当のゴールとわけね・・・
4月の大阪チャレンジラン大会と同じパターンやん。
ここを本当のゴールにすればいいのに・・・。
そうすれば感動も違うしw
「いずみ」さんとまた会って「きのぴー」さんを紹介してくれた。
MIXIで知ってたけどどんな人かわからなかった・・。
実際会ってみたら結構男前やん!笑
いつも優しいコメントしているからイメージと違った・・・。ごめんなさい!
一つの大会で知り合いができるのも嬉しいね
さてさて、Y君のほうはどうなったかというと・・・。
あれほど「追い抜くよ!?」と豪語してたのに結局追いついてこなかった・・。
トレランは初めてやから厳しさを味わってるところだろうなあ。
私も初めてのときもそうだったしね。
ともかく山の中やから携帯も通じないので今どこのあたりかわからないので待つしかない。
ゴール近くで仮眠することに。
それからどのくらい時間がたっていたのだろうか・・・。
強い風を受けてはっと目を覚ました・・・。
時計をみると3時過ぎ・・・。Yくんがいるかどうか辺りを見回したが、いなかった。
もしかしてなんらかの故障をして初級か中級でリタイアしたとか・・・
心配になってきた・・・
しかし、夜に友人との約束があってとりあえず通じるかどうかわからないメールを送った。
「先に帰る」と。
それから1時間後、私は電車の中にいた。
ようやくYくんから「今ゴールしました。」
やはり中級あたりでばててずっと歩いたらしい・・・。
なにともあれ無事ゴールできて一安心
その夜、YくんのMIXIでつぶやきが・・・。
トレランがきつかったこと。
そして置いてきぼりにされたこと。
一人で寂しく王将の餃子を食べながら「むなしい・・・。」
・・・・。
2時間も待ってたけどなあ・・・。
でも結果的には置いてきぼりになったわけやし・・・。
ごめんなさい!
今度一緒にトレランするときは待ってあげるから