楽しかったGWもあっという間に終わってしまいましたね。

今日は、運動痛についてです。(はしゃぎすぎてこうなっている方もいるんじゃないかと思います。)


 関節を動かすことにより発生する痛みを、運動痛と呼びます。基本的に運動痛は階段を上り下りする時や、床に座り込む動作をする時などというように、日常生活の中で必要な動作をする時に発生することが多いです。 捻挫の場合だと、本来の機能を失った関節は、関節を動かそうとする際にじくじくと疼痛が引き起こされます。特に捻挫を生じた際と同じ方向に向けて捻じったり、手などで押したりすると、激しい痛みが起こってしまいます。

 こういった運動痛に陥りやすいのは、やはり加齢によることがほとんどです。とはいえそれだけでなく、運動不足の方も運動痛を発生しやすくなります。現代の私たちの生活習慣は、こうした運動不足に陥りやすい傾向にあり、総じて捻挫・運動痛などを発症しやすい傾向にあります。捻挫・運動痛を予防するには、恒常的に軽めの運動する習慣をつけることでしょう。生活習慣の改善によって、日々の必要な動きをサポートすることが出来るのです。

 それでも運動痛が起こってしまった場合は、患部において柔軟のエクササイズをすることで改善します。しかしエクササイズはあくまで軽く、緩やかに関節を曲げたり伸ばしたりして、少しずつ馴染ませるように優しく行いましょう。急に激しい無茶なエクササイズを行ってしまうと、大きな負担となり逆効果になってしまいます。運動痛は歳を重ねれば誰にでも起こりやすくなるものですので、無理だけは避けましょう。