..。.:*・゜(≧∀≦)゜・*:.。.ネオ幸福論~外伝~

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こちらはサブブログ。
おあそびでアメピグ中心に日記にしております。
かなり力を抜いてつけてます(ぷ)
本家ネオ幸福論はgooブログにて絶賛公開中。




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祈りのような
願いを込めて
折鶴を。

当たり前の毎日を
当たり前に過ごす。

『暮らす』を
大切にします。


coquett*さくら*
Amebaでブログを始めよう!
これで最後になる・・・はず。

連休明け、学校でも話し合いが行われたそうです。
名前をあげなかったので、ムスメに聞くことはせず
普段ムスメとよく関わりを持ってくれている生徒たち全員から
話を聞いていく方法をとったらしい。

結果、ムスメが話したことは事実で全くその通りだったとのこと。
ムスメと担任、交流クラスの担任、それからイジメのメンバー全員、
その事実を知って行動をしなかった生徒で話し合いが行われた。
イジメた子たちはムスメに謝罪。
ムスメも気持ちよく許したという。

「わたしは関係ない、どうして謝るの?」

と、また言い出した子がいたけど同罪について説明したらしい。
(どうして叱られなきゃいけないのか本気でわかっていない。
自分は悪くないのに、そんしていると言う想い)

「直接手を出したり言ったりしていなくても、ムスメちゃんがやられているのを見ていたら
同じ事をしていることになるのよ。
だってムスメちゃんからしたら全員から言われている気持ちになるでしょう」

そこでようやく気づいてくれた様子。
傍観していた生徒たちも助けなかったことや先生に伝えなかったことを
後悔し始めたと教えてくれた。
話し合いの終盤で担任が
「ムスメさんから何かありますか?」
(これで終わりでいいですか?という確認のため)
と聞くと・・・

「どんな理由でわたしをいじめたかを知りたいです」
自分に原因があるのだろうか、その原因がわかれば同じことが起こらないのだろうか知りたがったらしい。
相手が答えられずにいると、
「同じことをされたとき、どんな気持ちになりますか?」
と続けて聞いたらしい。
先生方が相手の気持ちになって考えようね、とまとめて話し合いは終了。

トラブルの原因となった遊具があるのだけど、
学校側は遊具のルールを決め全クラスに通達することを決定したとのこと。

そして夕方、イジメのリーダーの保護者から連絡が来た。
クリスマスディナーの準備が忙しかったので少しだけ話し、
互いに時間が取れるときにじっくり話しましょうと伝える。
簡単に言うと、リーダーの子は自分のストレスのはけ口にムスメを使ったんだ。
ストレスを発散させるのは大切だけど、それがイジメとして現れるのは悲しいことだと思った。
原因はムスメではなく、相手の闇。
心底ゾッとした反面、ムスメだったから明るみに出たんだと。
普通クラスの気弱な子にしていたら、もっと根が深くなりこじれたかもしれない。

ムスメが相手に聞いたことはいつもわたしがムスメに言っていることだった。
「どんな理由でやったか、同じことをされたらどんな気持ちになるか」
毎回毎回言っている。
伝わらなくても伝わっても言い続けていた。

そうだ、やっぱり親次第なんだ。
ムスメはわたしたち親にもたくさんの気づきを与えてくれたと思う。
強く、しなやかで、キラキラ輝くムスメ。
親として、とても誇らしく思います。

おわりっ。


長々と続いております・・・汗

【自分の特性を知り受け入れ、社会に合わせていく】
ムスメにとってこれは絶対的に必要になる。
だけど、担任が話していたことも理解できた。

だったら・・・こんな風に考えたら良いのかな。

*自分の特性を知り受け入れること。
*社会に自分の特性を理解してもらえるよう伝える力を付けること。
*社会の中で生きるため自分にどんな役割があるかを考えていくこと。

一番大切なのは自分を理解すること。
それは障害を持つ子だけではなく、健常の子も同じ。
自分を知って、自分の行動や言動が相手にどんな思いをさせるかをリアルに感じることが大切なんじゃないかなぁ。

それにはコミュニケーション能力を高めディスカッションすることだと思った。
では、どうしたらその能力が高まるのか・・・

結局、親次第ではないか。
やっぱりペアレントトレーニングが重要なんだ。
担任は今までわたしたちがやってきた結果が今のムスメを作ったと言った。
自分を認める力、それは本当にすごい事だと。
これはムスメの担当医もいつも言っている。
脳の障害を持つ子は、自分をダメな人間だと思ってしまい、そのせいで二次障害が起きることが少なくないんだと。
ムスメのように自分のことを愛せる子は本当に素晴らしいのだと。
このまま育って欲しいと毎回話してくれる。

今後の課題が見えてきた。
あとはどう動いていくかを考えて実行しなきゃ。
まだ完全にまとまっていないけれど、3つの案が浮かんでいる。

ひとつめは【ペアレントトレーニング】
親が力をつけていかなければお話になりませぬ。
他の保護者にも意識してもらえればえればな、と思う。
トレーニングを受けるのは難しいなら自らトレーニング(親力を鍛える)する術を模索しなきゃ。

ふたつめは【理解してもらうための授業】
授業として時間が取れるかは疑問、というか無理だと思う。
それなら理解してもらうためのツールを作るのはどうか?
○○通信のような読み物を創刊。
読む気になるようわかりやすく作る。
キャラクターを作って4コマ漫画で登場させ
回を重ねるごとにそのキャラクターが成長していく・・など。
子供たちが理解できるような言葉を綴るの。
家に持ち帰えれば保護者の目につくこともあるだろう。
ただ、それを先生が作る時間がないと思うの。
そこで!
支援クラスの保護者で作っていったらどうかなぁ。
作る過程はペアレントトレーニングにも繋がると思うのだけど。

みっつめは【意見箱】
特別支援クラスへの意見をもらう。
特別支援クラスの子には文句を言ってはいけない風潮が陰でイジメになる。
それなら、堂々と文句を言えば良い。
(特性があるからって)こんなことをやられたら嫌だ!
こんなことをされてこんな思いをして嫌だったと匿名でいいから言う場所が必要。
時にはただただ感情をぶつけてくれても構わない。
それを事例としてまとめ(フェイクを入れた事例に書き直す)特別支援クラスでディスカッションすればいいと思う。
こんな時、相手はこんな風に思うんだよって伝えることができれば良い。

まだ掘り下げて考えてないのだけど、この3つの案が浮かんだ。
冬休み中にまとめ上げて企画書のようにガッチリ作って学校に提出してみよう。
来年はきっと新しい道が開けるはず。
ムスメはわたしたちにだけでなく、学校にも風通しをしてくれたのだと思うのです。

ブログを読んでくれてたくさん話してくれた仲間たちに感謝の意を。
辛い経験だけど、いつか通ってきて良かったと思える日が来るように、と言ってくれた友人の言葉がとても嬉しかったです。
学校や保護者と関わるのはとても面倒だけど、
わたし、飛び込んで行こうと思います。
特別支援クラスの子の理解を深めると共に、普通クラスの子達が抱える闇への理解を学校側が持てるよう(ん、なんか偉そうかなぁ?)わたしが動けることをやってみる。

まだ続きます。



前回の続きです。

事の発端はいじめっこたちがムスメを下に見ていることからだったの。
ムスメのくせに・・・という感情が感じられる。
例えば、普通の授業を受けられないくせに掛け算九九が完璧なこと。
例えば、運動神経が鈍くて体育ではいつもできないのに一輪車が上手なこと。
普通のことができないくせに何か飛びぬけてできることがあるのが気に食わないのだ。

学校には名前は出さずに話してきた。
上手く説明する自信がなかったので、PCで書類を作成。
時系列に事例を書き、登場人物・経緯などをフロー図化し、わかりやすく作った。
主観的な表現はいれず分かりやすいよう意識し、仕事で報告書を作成するように作業した。
でないと、わたし自身が感情的になってしまうから。
さらに、いじめっ子たちの心情を分析して伝えた。
彼女たちなりの理屈があると仮定して、どういうつもりでいじめたのかを淡々と説明した。

学校とは今回のことではなく今後どうして行くべきかを話し合った。
結果、この事例を職員会議で全教師にシェアすることになり、心の教育について学校側も考えていくと言ってもらえた。

【自分の特性を知り受け入れ、社会に合わせていく】
わたしたち親がムスメに教えていることを担任に伝えた。
担任はムスメさんにはその力がある。
自分を見失わず社会で生きていく力を付けられると思います。
でも、(特別支援クラスの子たちには)出来ない子のほうが多い。
だから、周りに特性を知ってもらって理解して欲しいと思ってるんです。
そういった授業を取り入れたいとずっと考えているのです。
と話した。

しかし、わたしは理解してもらうのは難しいのでは、と答えた。
親として、理解を求めるのは図々しいと思っていると。
社会に出て仕事をするときに障害があるから仕事に支障がでるのでは話にならない。
それをフォローしなきゃいけないのに、理解しろと言われたら相手は納得いかないと思うだろうと話した。
理解して欲しいなら、特性(障害)を受け入れる施設や企業で働くしかない。
それでも、受け入れてやっているんだからと考える人は必ずいると。

担任はその通りだと答えた。
支援クラスの子のフォローをしてくれる(普通クラスの)子の中には
「親切にしてるわたしって素敵」と優越感に浸る子もいる。
支援クラスの子を下に見ることで自分を保っている子もいる。
それは健康的な心ではない。
だからこそ理解してもらうための授業が必要だと感じてる、と。

そんな話をたくさんして家に戻った。
それからずっと考えた。
わたしにできることがあるんじゃないかと。
そして、こんなことを思いついた。

続きます。

みんな、ありがとね。
他SNSや直メでたくさん たくさんお話できて本当に救われました。
気にかけてくれた方がたくさんいるので、事後報告させてもらいます。

(一度エントリーしたけれど、長くなってしまったので、まとめなおしました。
その後また進展があったので、合わせてご報告させていただければ、と思います。)


ムスメから話を聞いた翌日、学校に連絡。
金曜日に担任と話し合いをすることに。
しかし、その日ムスメは清々しい顔をして帰ってきたのだ。
聞くとニコニコしながらこう言い放った。

「許すことにしたの~、許すと嫌な気持ちがなくなるんだよ~」

わたしに話したことで、気持ちの整理がつきスッキリしたという。
そしてリーダー格の子に母に話したことを言ったと教えてくれた。
驚いたリーダーは「謝るよ、謝るから許して」と懇願した様子。
(親としてはその言い方に腹が立つけど・・・w)
謝るよっていうだけで謝っていないけどムスメは許したという。
イジメのメンバーの中には
「わたしは直接手を出していないから関係ない、だから謝らない」
と言って子もいたけれど、許したと言う。

その話を聞いた夫が
「パパはね、ムスメが許してもムスメを傷つけた子は許せないよ…」
と言った。
するとムスメはね、夫を諭すのだ。
「もういいじゃん、許してあげなよ~。
バイキンマンはいじわるするけど悪い子じゃないでしょ、それとおんなじなんだよ」

下の子の影響でアンパンマンを見る様になったムスメ。
バイキンマンは悪役だけど悪者ではないと判断しているらしい。
(ムスメはアンパンマン期を通らず育ったの)

ああ、ムスメにとって謝られることに何の意味もないんだな。
大切なことはいじめられないことではなく、何が起こっても自分はひとりじゃないんだ!という安心感だったのだと気づかされる。
自分には何かあったら守ってくれる人がいる。
それを(イジメの)相手に伝えたことでスッキリしたんだ。

その後も、ムスメを仲間はずれにしたりするらしいが
「まぁだ あんなことしてくるんだよ。ふふふ、まぜてくれればいいのにねぇ」
と全く気にしてない。
相手は厄介だと感じるだろうなぁ。

それでも学校側とは話さなきゃ、と思った。
子供たちは自分の何が悪いか全く分かっていないから。
目先のやったことを言いつけられたとしか思っていない。
問題は子供たちの差別的感情だ、ということを学校と話さなくては。


長くなったので続きます。
先日、スーザンボイルが発達障害を発表した。
発達障害は秀でた何かを持っている反面、社会に適応できない特性がある。
スーザンボイルはその秀でたものが社会に認められたことで救われたんだと思う。
ほとんどは社会の不具合者として生きていく。
本人も苦しいだろうし、関わる方だって苦しい。

ムスメには自分の特性を理解して社会に合わせていく訓練をしている。
周りに理解してもらうなんて無理だとわかってるから。
理解してもらいたいなら、そういうコミュニティの中で生きていくしかないのだもの。
ムスメには広い世界で生きてほしい。
広い世界の中で自分の秀でたものを発揮できたらいいと思う。
そのためには自己コントロール術、自己プロデュース力をつけるしかないんだと思う。
苦手なところをフォローするより、できるところを最大限に放つ技術をつける訓練をしていくしかないんだ。


「おかあさんにも 関わることだと思うから 話さなくっちゃと思ってさ・・・」

昨夜、真っ暗な寝室でムスメがポツリポツリと話し出した。
ムスメの秀でているところのひとつに言葉の表現力がある。
話を聞いていると目の前に景色や動きや音楽が流れてくるような雰囲気になるの。
あまりにもフラットに話すから、昨夜もいつものように物語を聞くような気持ちで聞いていたの。
しかし、その内容に驚愕した。

ムスメはイジメにあってるのだ。

数人で囲んで罵倒し、泣き出すムスメに対して「泣け泣け~ばばあ!」と面白がったり、
ムスメのものを取り上げて「はい、Aちゃん」 「つぎはBちゃん」 「ほら、Cちゃん」と投げっこして最後は「自分で拾いな~、きゃはは」と捨て去っていったという。
その様子を見ていた上級生の男子が「いじめるのはやめな」と言ってくれたらしいので、他者が見てもそう思うんだと理解できた。
他にも自分たちで遊んでいたものの片づけを強要(もちろんムスメは一緒になんて遊んでいない)やムスメが持ってきた素材を奪うなど聞くに耐えないことが次々に出てきた。

学校は好きなんだけどさ、いじめられてる時は学校嫌いになっちゃうんだよね~

のん気に話すムスメはハートが強いのだろうか。
イジメのメンバーの中に仲がいいと思っていた子が入っている事にショックを受けた。
同じクラスだし、下の子も同じつき生まれの同級生だし、お母さんも感じがよいので良いお友達に発展すると良いなと思っていたの。
リーダー格ではないけれど、まさかその子が入ってるとは考えもしなかった・・・。

きっと、イジメって紙一重で昨日までの親友がイジメのリーダーになったりするんだろうな。
それだけ相手に興味があるってことなんだよね。
愛しすぎて憎いというのは恋愛殺人でもよくある話。
あとはどう対応するか。
担任には対人トラブルでご相談があると連絡した。
ムスメがわたしに話してくれたように冷静に客観的に話せるといいんだけど・・・。