『おーい!お米たくさん食べろー!』

私も選手によく言います。

もちろん、体を大きくしてほしいからもありますが、もう一つ理由があります。

 

それは、お米を食べて『元氣』を外に出して欲しいからなんです。

元々『気』という漢字は『氣』と書いていました。

 

『氣』は文字通り日本人の主食である米を食べパワーつけて外に出す。

『気』はそれに対して〆(しめる)という漢字が入っていす。

しめるっていうのは閉じ込めるっていうイメージですね。

 

元気がないっていうことは、野球が好きっていう元の気が閉じ込められてしまっているのかもしれません。

 

でも・・

『気』を封じ込めずに『氣』にして欲しい。

 

そして・・

『米』と言う字は、八つの方向に、線が出ています。

ですから、元氣を八方に出してあげて欲しいのです。

一人が『元氣』を出せばグラウンドにいる残りの8人に元氣が届き渡ります。

その元氣はベンチの選手にも広がっていくはずです。

 

指導者が怖い・・

野球が上手くならない・・

いろんな事があるでしょう。

 

 

でも『野球が好き』という『元氣』が勝ってほしいのです。

元の気を封じ込めないで外に出して欲しい。
 

 

その元氣があれば・・

『勇氣』も『優氣』も後からついてくるのだと思います。

 

 

よろしければ『おーい!お米いっぱい食べろー』と言う時に、
もう一つの意味をお子さんに教えてあげてください。~年中夢球/Photo suchan