謹賀新年2017

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

気付けば前回の更新から半年以上も経ってしまいました。
いいねを付けてくださった皆様、励ましをくださった皆様、ありがとうございました。
悲しみは時間と共に薄れていきますが、
大切なことまで忘れたくない思いで書いたのが前回の記事でした。
父の教えを胸に、今年は前向きな一歩を踏み出せる年にしたいです。
 
半年以上前の話ですが、
今回はナノブロックアワード2016にエントリーした作品をご紹介したいと思います。



タイトルは肩車です。
もともとエントリーするならテーマは父親にしたいという気持ちはあったのですが、
エントリー期間に父の日があったことが後押しとなりました。
どうすれば父親の大切さが伝わる作品になるか悩みました。
そもそも父親の大切さとは何なのかを考えました。
自分なりの答えは「支え」でした。

社会人になって、僕は経済的にも精神的にも自立したつもりでいました。
父を一方的に嫌っている部分もあった僕としては、
いなくなっても影響ないとさえ思っていました。
ですが、失って初めて分かったものが支えでした。
普段は見えない心の土台部分に、父という素材が混ざり込んでいたようです。
素材が突然消えて土台が空洞化した心は脆くも崩れ落ちました。
ですが、心は時間と共に修復されます。
今では感謝と共に、父は遠い場所から見守ってくれていると思うことで、
土台はより堅固に修復されました。
心の支えという意味では、父は今でも存在しているのだと思います。
その支えを分かりやすく表現できるものは何かを考えたとき、
思い浮かんだものが肩車でした。
物理的にも精神的にも父親に支えられている状態、
親子が信頼し合い愛情で満ちあふれた状態、それが肩車だと思ったのです。
成長と共に状態は変化していきますが、
肩車のような支えはいつまでも続いているのだと思っています。

肩車という作品を父の日にエントリーしたのは、
父親の支えについて考えるきっかけになれば、という思いからでした。
そして、僕が経験した後悔を味わわないように、
親孝行に繋げて欲しいという願いも込めました。
この作品は父親がテーマですが、日頃気付いていない支えという点では、
父親に限らないと思っております。
母親、兄弟、友人、夫婦など、挙げればきりがないはずです。
この作品がどなたかの心に響き、周りの人の支えについて考え、
感謝するきっかけになったとしたら、作者としてそれ以上の喜びはありません。

今回のアワードでは、メッセージを伝えられればそれだけで良いと思っていたのですが、
達人枠の200ピース以下部門の優秀賞を頂くことができました。
今回に関しては、自分の実力というより父のおかげだと思っております。
頂いた銅メダルを持って、父にも報告して参りました。
この作品を選んでくださった審査員の皆様、LIKEを押してくださった皆様、
そしてこんな楽しい趣味を与えてくださったナノブロックに関わる全ての皆様、
心より感謝を申し上げます。
 
賞をもらった人間が言っても説得力がないかもしれませんが、
今でもナノブロックアワードはコンテストではなく発表会だと思っております。
僕にとっては、他人と競う場ではなく自分が納得できる表現をする場であり、
様々な背景と実力を持つ参加者の作品を楽しみ称える場でもあります。
今回は自分以外の全ての作品に拍手を送る気持ちでLIKEを押しました。
感嘆の声を漏らした作品もあれば、際どい表現や大爆笑した作品もあり、
本当に楽しい時間を過ごすことができました。
エントリーは簡単なようで、自分の全力をぶつけるという点で勇気が要ります。
渾身の作品がスルーされたときの辛さは、心が折れそうになりますから。。。
そんな不安にも負けず、作品を見せてくださった全てのビルダーさんに感謝です。
正直、もうエントリーするネタもないですが、次回のアワードが今から楽しみです。

だいぶ長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
皆様にとって幸多き一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
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