前回のあらすじ
→英語で普通の会話をしたくてたまらない人物が、あれこれと手を出してそれなりに何かを得たと思われるため、その教材について使用感等を述べていく。
前回までは2つご紹介しました。
ではつづき。
③『たった10語で話せる大人のための中学英語』(清宮まさよし・石崎秀穂/高橋書店)
楽して英語をマスターするのは困難である、ということが身に染みて分かりはじめてきたので
まずは基礎からやり直そう!
と思って、手に取るのがこういう本なところに
腰のひけっぷりがよく表れていますね。
でも、この本いいです、すごく。
とってもわかりやすくてシンプル。
視覚というかイメージから単語を理解して、
できるだけ少ない単語でいろんなことを言えるようになれるんだ、
難しい単語を使わなくてもいいんだ、
ということに初めて気づいてかなり気が楽になったのですよ。
取り上げられている単語は
get have take put make come go give run be
の10種。
なかなか一筋縄では行かないメンツではないですか?(^▽^;)
この本は時々引っ張り出してきて確認などに使ってます。
英語初心者から抜け出せてないわたしには強い味方・
あ、イラストも可愛くてほんととっても見やすいです。
④『英会話・ぜったい音読・続入門編』(國弘正雄・千田潤一/講談社)
今までいろいろやってみて、
どうもわたしは声に出して英語の文を読むのは割と楽しくできるような気がする、
ということに気づいた
「音読」っていう学習法が良いって言われているらしいし、
とネットや本屋でさんざんあれこれ探し、この本に行き当たる。
なんで「続」を買ったかというと本屋にこれしかなかったからです。
でも続じゃないものも難易度は同じようだったので。
結果、
この学習法はわたしに非常に合ってた。
何が合ってるって、日々やることが決まっているってこと。
まさに 練習メニュー って感じ。
学習を習慣化するにあたって、
「メニューが決まっている」
って非常に強いと思うんですよね。
特にまだ勉強することが習慣化していない場合には。
わたしはこれでようやく英語学習を習慣化することに成功しました。
そして、さらに英語を口に出して何度も読むということで
リズム感とか発音にすごく意識が行くようになった。
おススメです。
ただ、何度も同じ文を使うので本当に飽きます。
5周めとかかなりつらかったあ。(でも文の内容覚えてるのに英語は忘れてるのがかなしい)
⑤『音読で英語の発音をモノにする』(岩村圭南&ブレーブン・スマイリー/アルク)
音読の勉強法は獲得したものの、同じテキストの文には飽き飽きだったので
別の本を探す。
(ぜったい音読シリーズはほかにも難易度変えて何冊か出ていますが、
現状を見て、難易度はまだ上げたくなかった。)
音読を繰り返すことにより、自分の発音が正しくないだろうなあという不安も出てきたので、
こういう本に飛びついてみました♪
文章はすべて会話文だし、
しかも日常会話だし、
発音は初心者にもわかりやすいように工夫して説明してあるし、
で、とっても楽しい本だった。
不満なのは、発音に特化するあまり、文章が短いこと。
会話2往復くらいで終わるんですよ。
会話内容も割と面白く工夫されているだけに惜しい。
でも、これで文が長くなったら発音に集中できないかもしれない。
前回の音読の本にどっぷりつかりすぎて、
どうもうまくこの本を使えなかったような気が自分ではしています。
ただ、発音記号と発音がCDで確認できるので、時々チェックのためにひっぱりだします。
⑥『中学レベルでどんどん身につく 話せる!英語音読 初級編』
(浦島久&マイケル・ノア/日本実業出版社)
初級編
とありますが、結構難しい。
文章は面白いコラムではありますが、初心者には少しハードル高い。
この本の目玉は
「Summary & Opinion」
という、各コラムに関する自分の意見を述べるメニューです。
これは確かに練習すれば、とてつもない力になると思う。
でもわたしには時期尚早でした。
言いたいことがあるのに言えないってつらい・・・
第2章くらいで挫折・・・・・・・くやしい~!
さて、
そうこうするうちに
わたしは現在使っている教材にとうとうめぐり合います。
それで話せるようにはなっていないものの、
楽しくストレスなく続けられており、
しかも続けたゆえの、自分なりの成果も感じられてきています。
それに関してはまた次回~